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ローマ~プラハ 電車で3週間の無計画女子一人旅 4日目

2019年3月8日
この日は移動日だがその前にイベントは盛りだくさん。

まずは朝ごはん。ポポロ広場の老舗カフェに到着。
名前はカノーヴァ・ピアッツァ・デ・ポポロ。
ここも、映画監督のフェリーニが行きつけだった場所らしい。

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今日はパニーノとカプチーノを注文。
ここの注文方法が変わっていて、事前に決済をする場所と注文する場所が違うカウンターになるのだ。ちょっと戸惑ったが、こういうのも面白い。

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パニーノの中身は薄いカツレツとモッツァレラチーズに、ほうれん草。
「温める?」と聞かれたのでYesと答えると、ホットサンドメーカーみたいなので温められたホカホカのが出てきた。

モッツァレラチーズが伸びるぞ!
味付けはかなりシンプルだなぁ、美味しい。カウンターでサクッと食べて行くのもだんだん慣れてきたぞ。

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さて、地下鉄に乗ってチネチッタ駅へ。
ヨーロッパ最大の映画スタジオ・チネチッタを見学するのだ。

施設内には普通に見学できる資料館のような建物がいくつかと、さらに奥の撮影スタジオを見学できるツアーがある。
ツアー込みのチケットを買って、集合時間まで資料館を見学。

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映画で使用された衣装や小道具。

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映画監督たちが愛用していた私物なども展示されている。

さて、時間までホットチョコレートを飲みながら少し休憩。

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施設内のカフェはカウンターが機材ボックスで出来ているなど、映画スタジオらしさに溢れたインテリアで嬉しい。
さて、しばらくしたらカラフルでオシャレなメガネを掛けたツアーガイドのお姉さんがやってきた。スタジオツアー開始だ。

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古代ローマの町並みを再現した屋外スタジオも健在。
日本映画の『テルマエ・ロマエ』もここで撮影されたとか。

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小道具室も規模が大きい!
素敵なものが多くて目移りしてしまう。

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これはツアー参加者に見える彫刻。

実はこの日『2人のローマ教皇(原題:The Two Popes)』の撮影が行われており、あのスタジオではアンソニー・ホプキンスが撮影中なのよ、とガイドさんが言う。

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スタジオ前には衣装が並んでいる。あそこに……アンソニー・ホプキンスが……うおぉ、さすがヨーロッパ最大のスタジオ。

さて、チネチッタ見学を終えていよいよ次の街へ!
ローマ・テルミニ駅に着いてチケットを買ったら、列車の中で食べるためのお昼ごはんを探しに行く。
テルミニ駅の上にあるレストラン街はかなり充実しており、地元民も日常的に使用する人が多いそうだ。
パスタやピザだけでなく、ペストリーやサラダ、さらにはお寿司まで!
目移りするなぁ……と悩んだ結果、なんだかすっごく美味しそうなピザの切り売りショップを見つけたのでそこでマルゲリータを注文。
誇張でもなんでもなく、なんか輝いて見えたのよね。

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電車へ乗る前に我慢できずまず1切れ。
う、うまーーーーーーー!!!!!
ドライトマトもフレッシュモッツァレラも、そのベースになっているトマトソースも全部うまい!これ、大正解だわ……

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さて、大きな新幹線みたいな列車に乗り込んでいざ次の街へ。
到着したのは……

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フィレンツェ!
ルネッサンス時代の中心となった古都。今でも多くの職人さんや芸術家が活躍している工芸と芸術の街でもありますな。

さて、今回宿泊したのは貸アパート。
ここのインテリアがめっちゃ可愛くて素敵だった。

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管理人のお兄さんも人懐っこい人で、地図を見せてアレコレ書き込みながらすごく丁寧に「ココのカフェは朝食にピッタリ」「ココではアペリティーボ(イタリアのハッピーアワー)で安くて沢山ごはん食べられるよ」「ココのピッツァは最高!」「ここから見る夕景が大好きなんだ」などなど、沢山素敵な情報を教えてくれた。

観光スポットへのアクセスもいいのでオススメだ。

夕飯の時間まではまだ早いのでしばらく周辺を散策。

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ポンテ・ヴェッキオ橋を渡る。
ディズニーシーにもこれを模した橋があるよね。
昔から貴金属を加工する職人の店が並んでいたらしく、その名残で今は高級なアクセサリーショップが数多く並んでいる。

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サンタ・クローチェ大聖堂。
ネオゴシック様式の独特な装飾が無骨そうに見えて華やかで面白いね。

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職人の町らしく、夕飯時になっても食事を忘れて作業に没頭する女性のバイオリン職人さんの姿が。素敵だぁ。

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こういう狭い路地、大好き。
ここを通り抜けると……

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緑の生い茂る不思議なお屋敷を見つけたり

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少し怪しい雰囲気のアンティークショップを見つけたり。
これだから異国での散歩って楽しい。

さて、お腹が空いたので宿泊先のお兄さんから教えてもらったアペリティーボを楽しめるお店へ。
アペリティーボというのはイタリア独自のハッピーアワーで、5〜10€前後でワンドリンク+食べ放題のおつまみや食べ物が楽しめるというもの。
本来はちゃんとしたディナーの前に友達と待ち合わせて軽く食べるものらしい。どんだけ食べるのよ……

お兄さんオススメのお店はティ・アーモというお店。そういやお店の名前を復唱したら、お兄さんがなんかニヤニヤしてたが、そうか「愛してる」って意味だったな。確か、サッカー選手の長友がプロポーズのときに言った言葉だったかな。
(今調べたら閉店とのこと。愛は長くは続かない)

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さて、スパークリングワインとバイキングでつまんだものたち。おつまみはパスタやリゾット、クロスティーニ(サクサクしたパンの上にレバーやお肉、オリーブなどのペーストなどを載せたもの)や野菜のグリルなど様々!
どれも美味しくて、これだけで十分お腹いっぱいになれる!

さて、帰ってから少し面白い試みを。
実は宿泊先のお兄さんからイタリア式のコーヒーマシンの使い方を教えてもらっていたので、それにチャレンジ。

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複雑そうだったけど、意外と簡単。
構造としてはサイフォン式の抽出を中でやってるという感じらしい。
お供のチョコレートもお兄さんから貰ったもの。
Baciというイタリアで有名な美味しいチョコレートで、スーパーでも買える。お土産にもいいねぇ、コレ。
ちなみに日本でも時々カルディとかの輸入食料品店で買えるよ。美味しいのでオススメ!

さて、明日また色々見に行くので今日はここでお休み。
フィレンツェ、気に入っちゃったな。

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