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ローマ~プラハ 電車で3週間の無計画女子一人旅 8日目

2019年3月12日

ミラノ最終日は美術館巡りだ!

まず、昨日強風で見学できなかったスフォルツェスコ城へ向かう。
その途中、駅前のカフェで、朝食としてクリーム入りのドーナツを購入。

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朝から食べる甘味は最高。
爽やかな春前の空気の中で、食べるならさらに格別だ。

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スフォルツェスコ城の中へ入れました。

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展示室にはどうやって演奏するのか分からない楽器が飾られている。

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ミケランジェロの未完の遺作・ロンダリーニのピエタ。
完成したものはどんな感じだったんだろうな。


美術館巡り2つ目!
次はブレラ絵画館へ来ました。

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敷地内には美術大学もあるようで、最初は入り口が分からず間違えてキャンパス内をウロウロしてしまった。
向こうの大学生はおしゃれだなぁ……

個人的に気に入った絵画はコチラ(撮影OK)

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『メランコリー(憂鬱)』作:フランチェスコ・ハイズ(ヘイズ)
着崩された服に、萎れかけの花々。
どこを見るともない女性の顔が本当に「憂鬱」を表現していて、ちょっとみていてドキッとした。何があったのかなぁ……

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絵画館の前は出店で賑わっていた。
しかし、突き抜けた青空。気持ちのいい天気だ。

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素敵なミニチュア作品やアクセサリーなど、目移りしそうなアート作品が売られていた。

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ランチを食べにお店を探していたら、化学系教材や博物系備品のアンティークショップを発見。こういうの大好き。こういうもので充実させた部屋とか憧れる。

さて、今日のランチはこちらのお店へ。

まずはハウスワインの赤のグラスと、前菜に野菜のグリル。

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赤ワインはここで飲んだものが一番美味しかった。
お花みたいな香りがして、味もフルーティーなのに軽すぎない。
野菜も甘みが強くて美味しい!

メインに注文したのはオッソブーコのリベンジだ!
今度こそ、リゾット付きのを注文。

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期せずしてオッソブーコの食べ比べになった。
昨日のより野菜の味が強い感じ。リゾットはバターとサフランのいい香り!
確かに、この煮込みとの相性バッチリ!

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食後はデザートではなく、グラッパを注文。
サービスでサックリとしたクッキーやビスコッティが出てきた。
うおぉ……と思わず声が出る強さのグラッパに、素朴な甘みの焼き菓子が合う。なんだか、贅沢な気持ち。

さて、次の美術館へ向かうぞ。
その道中で素敵なファッションのお店を発見。

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オッシャレだなぁ~!
これを着こなせる人ってどんな人だろうか。ミランダ・カーとか?


次の美術館はアンブロジアーナ絵画館。

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飾られている絵画も素晴らしいが、施設内も美しい。
素敵なお屋敷だ……夜中怖いだろうが、住んでみたいな。

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ブリューゲルの花束の鮮やかさ。

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レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画もたくさん。

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元々図書室だったところを歩いてると……

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本棚の間にミュージアムショップへの入り口が!
隠し扉みたいでワクワクする。

美術館を出たらその近くの老舗のお菓子やさんへ。
有名なジョヴァンニ・ガッリ。

日本にも店舗があるみたい。
日持ちするのでお土産にマロングラッセを購入!

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飾られているお菓子の美しさに見とれてしまう。
どれも繊細で美しく、美味しそう……

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買い物を終えると街角の花が目にとまる。
薄い桃色の木蓮の花かな?満開だぁ。春は目の前だね。

自分へのものも、友人や家族へのものもアレコレ見てたら結局……

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色々買ってしまった。
うぅん、物欲センサーがフル活動だぜ。


……さて、今日の夜はミラノ在住の知人と会う約束をした。
待ち合わせ場所はナビリオ運河。

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ジブリ映画『紅の豚』に登場する、飛行機工場街のモデル。
実際に、昔はこの運河を活かして大きな物資や貨物の運搬をしていたので、隣接したこの辺には飛行機工場などがあったらしい。
今は運河沿いの素敵な景観を楽しめる飲食店が立ち並んでおり、アペリティーボを楽しむ人で毎晩賑わっている。
さすが、現地で観光ガイドをしている彼女。詳しいぜ。

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かつては女性たちの社交の場であった洗濯場。
斜めに組まれた石の板は洗濯板で、ここで衣類をこすり洗いしていたとのこと。昔はここにキレイな水も流れていたらしい。

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入り組んだ中庭でアトリエを発見。
ここもいい雰囲気だなぁ。

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散策後、とあるお店でアペリティーボを楽しむ。
お肉もパスタもグリルした野菜も、どれも美味しい。
本当、8€でワンドリンク+バイキングはお得だよな……

お友達と路面電車に乗って夜のドゥオモへ。

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うわぁ~い!
久しぶりに日本語を話せたことでテンションがあがってる。

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夜のガッレイアもブラブラ。

食後のデザートに素敵なカフェ・マルケージへ。

マルケージはミラノで200年続く老舗チョコレート店。プラダの上にある、優雅なカフェです。

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ガッレイアを眺められる窓際の席!
デザートはショーケースからミニスイーツを数点チョイス。
クリームロールとラズベリーのミニタルト、ミニサイズのババ。

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ババというのはイタリアのナポリ名物と言われているお菓子の1つ。ラム酒風味のシロップに漬け込んだケーキのこと。
どのお菓子も美味しい!

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カプチーノを注文したらお花のラテアート!
かわいらしい……素敵だぁ。

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夜のミラノを歩いて宿へと戻る。

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ライトアップされたスフォルツェスコ城を眺めながら歩く。

ミラノ最後の夜は過ぎていく……
明日は移動日!憧れのあの場所へ向かうぜ。

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