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毒親とプラモデル

みんなに認められない、イイネをもらえない、そう思いながら制作しています。
聞けば祖母の代から幼少期にあまり愛を受けた家系ではなく、子守奉公や、親父は家族に仕送りなど絶え間なく金銭苦に悩まされていたといいます。
やはり自分も重篤な病気もあり、そちらの方で愛を受けていない、と他人様と比べると実感します。
「自分は自分」「喜ぶときに喜ぶ」それと「自信」そして「気にしない心」
全く不足して社会に出たが17社転職して引きこもることになります。
その中でも幼少からやっていた模型を作り続けてす少しずつ評価をもらい始め、それが嬉しさでした。
ですがそれが切れると、「ああ社会から切り離されたんだ」と思い落胆しうつで数日寝込むことになります。
いいねや評価が来ても「こんな作品にいいねがついていいのだろうか?」
と不安になったり。
一週間に一度は作品出さないと、という思いになり、
回遊魚のごとく作り続けなければならない悲しみがあります。
「誰のため」に作り続ける模型は苦痛そのものでなかなか筆が進みません。

それでも生きる価値を認められたいがため、ヒビリベット表現を行いながら製作しております。
「もっと楽しんでゆるく作る」ことができなくなってしまったこの体はアトピーとメンタルがボロボロ。
それでも第三者から拍手が欲しいから作り続けるしか無いんです。
模型がこの世から去るのを食い止めてる唯一の生きがいであり生きる道と思い、一筆入魂で制作しています。
こんなの、楽しくないよね…。
でもこうするしか生きることが出来ないんだ。

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