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[知らなきゃ損する]半端ない小説家5人

 こんにちは、hiroです。本日も読んでいただき感謝します。

 今回は、昨日のおすすめ小説に続き、小説家の解説をしていきたいと思います。
 私は「この人が書いた本だから」と言って買うということは、よほどのことがない限りしません。表紙のデザインやあらすじ、評判、または直感で決めます。


 そんな私が「気づいたらこの人の本そこそこ読んでたな」という作家を紹介するとともに、その半端ない特徴を解説していきたいと思います。
 知らない人が居たら人生損しています。今すぐ代表作でもなんでもいいので書店かAmazonで買っちゃいましょう。(以後、敬称略させて頂く場合があります。)

 また何かご指摘がございましたら、ぜひコメント欄まで意見をお寄せ下さい。低評価も、もちろん高評価もお待ちしております。

では始めていきましょう。


恩田陸


 安定感がすごい。どの本を読んでも面白く、それでいて癖のない作品を多く書かれるため、あまり読書を習慣にしていない人にもおすすめです。私は「蜜蜂と遠雷」から入り、「夜のピクニック」、「チョコレートコスモス」などを読みましたね。
 以前インタビュー記事を読んだときのこと。恩田さんは普段からかなり本を読むそうです。一流の作家さんはインプット量もかなりの量なのでしょうね。
 あと、「蜜蜂と遠雷」のハードカバーの表紙を初めて見たときは鳥肌立ちました。あんな綺麗なデザイン見たことありませんでした。
 この本が自分で初めて新品で買ったハードカバー本でもあり、鮮明に覚えているのです。


赤川次郎


 ミステリー界の大御所です。まず作品の数が半端ないです。BOOK OFFに行って「あ」行から見ていって下さい。赤川次郎コーナーが築かれているのをあなたは目にすることでしょう。作品の数が多いから中古の数も多いんです。
 もちろん内容も半端ないです。ミステリーの王道として意外かつ精密なトリックを用いて私たちを翻弄させてくれます。
 「三毛猫ホームズシリーズ」や「卒業式は真夜中に」を読みましたね。三毛猫ホームズシリーズは母親の勧めです。「自分が若い頃読んでたよ」って。どんだけ現役なんですか赤川さん、、。

上橋菜穂子


 この人は昨日の記事でも紹介しました。知っての通りファンタジー小説界の超ベテランです。この方は確か人類学者で(調べたところ、文化人類学者でした。)、民族とか異文化とかそういった知識が豊富にあるんですね。知識量がすごいから「現実にはないけれどリアルで細部まで」設定された世界を構築できるのかも知れません。
 私が読んだのは「獣の奏者シリーズ」、「守り人シリーズ」、「鹿の王」、その他単独の本を数冊です。ファンタジー小説は初めて読む方は、その世界観を理解し慣れるのに苦労するかもしれません。ですがその先には、上橋さんが描く鮮やかで豊かな世界が広がっています。絶対に読んで下さい。


東野圭吾


 私はこの人を同じ人間だと思っていません。作品を書くペース、多岐に渡るジャンル、一つ一つの作品の質。一流どころではありません。超一流と言わせて下さい。
 東野さんは作品を書く際、その題材について徹底的に取材を重ねるそうです。とてつもない努力をしているんだと思います。脱帽です。
 一番最初に読んだ作品というのは覚えてないですね。ガリレオシリーズは全部読み、ドラマも大好きです。加賀恭一郎シリーズは少しだけ、あとはマスカレード・ホテルシリーズ。他には白夜行、幻夜。さまよう刃は中3のときに読みました。展開が衝撃的で、三回は読みました。すさまじい作品ばかりです。本当にすごい。ちなみに私は東野さんのガリレオシリーズだったら考えずに秒で買います。そのくらい信頼を寄せています。

村上春樹


 さあ、この方で締めましょう。定番すぎでしょうか。ただ、やっぱりこの人は外せませんでした。多くの言葉は必要ありません。圧倒的な独創性。別格です。

 突然ですが私は読書には2種類あると思っています。面白すぎてやめられない”積極的な”読書。もう一つは、なんとなく元気が出ない、のんびりしたいなどのときにゆっくりと字面を追う、ある意味”消極的な”読書
 前者のスタイルで読み進める本は、意外にもたくさんあるんです。めちゃくちゃ面白い本は、全然少なくない。日本には優れた小説家が多くいて、その方たちが全力で書いた作品。面白くないわけがないんです。
 特筆すべきは後者のスタイルです。これをさせてくれる作家は私は2人しか知りません。この村上さんと、島本理生さんという昨日紹介した方です。
 もちろん途中から面白すぎてガンガン読むスタイルになってしまうときもあります。
 ただ、彼らの書く文章は、なんと言えば良いのか、ある意味無駄ばっかりのように見えるんです。物語の進行上この部分要るのかな、みたいな記述が多い印象があります。でも、それこそが消極的な読書には必要不可欠で、私はこれを”文字の中に埋もれながら読むみたいな感じ”と言っています。
 作者のオリジナリティって、この一見無駄の部分がどれだけ含まれているか、どう配置するかで決まると思っています。だから彼らの生み出す文章に惹かれるのだろうと思います。唯一無二なんです。面白いと言うか、心地いい。上手く言い表せません、、。なんとなく言いたいこと分かってもらえたでしょうか。意味わかんなかったらごめんなさい。
 私は1Q84から入りましたね。高校1年生のころだったと思います。その後、海辺のカフカ(←これイチオシです。)、ノルウェイの森、ねじまき鳥クロニクルなどを読みました。村上ワールドは好き嫌いがはっきり別れます。慣れることができたら、あなたはもうハマってしまったも同然です。

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