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THE VOYAGE 2024・掲載記事

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宇宙メルマガTHE VOYAGE 2024掲載記事
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記事一覧

エイハブの六分儀-西香織

【今月の星空案内】 星空が、のんびりとした印象になってきたでしょうか。5月5日には立夏を過…

太陽の空より vol.4 河村聡人

連載タイトルの「太陽の空」を迫ってきて、太陽の大気までたどり着きました。 太陽から見上げ…

6年で宇宙探査はどれだけ進んだか?③火星編

火星はかつて水の惑星だった。では、そこに生命はいたのか。その謎を解くべく、2021年に火星に…

東京の夕暮れ - ミツマチヨシコ

すっかり暖かくなり、ゴールデンウィークに突入しましたが皆様いかがお過ごしでしょう。 今週…

太陽の空より vol.3 河村聡人

専門分野を太陽から地球観測へ移してきている今日この頃です。連載の第3回です。連載タイトル…

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踏み出す一歩がここで見つかる。「星や宇宙を仕事に!」イベント開催にかける想い-対…

「星や宇宙を仕事にする。」宇宙好きなら、一度は夢見ることかもしれない。 10年ほど前まで、…

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太陽の空より vol.2 河村聡人

地球観測データの分析もしている太陽研究者が、気の向くままに宇宙の話をする連載の第2回です。前回に続 き、連載のタイトルである「太陽の空」に迫っていきたいと思います。 前回(太陽の空より vol.1)は地球の空と火星の空を並べました。 見上げた僕らの視線の先を全て空だと言うならば火星の空も地球の 空の一部のはずなのに、火星の空と地球の空は別のものとして扱っているというお話でした。 そして、地球の空と 火星の空の境目がどこかというのが今回への宿題でした。 地球を飛び立ち火星に降

6年で宇宙探査はどれだけ進んだか?②月編・その2-小野雅裕

6年で人類の宇宙探査はどれほど前進したか。 前回の「月編その1」では、アポロ以来忘れられ…

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エイハブの六分儀-西香織

【今月の星空案内】 星空の模様替え、進んでいますね。主張強めの冬の星座は西へ、南の空には…

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6年で宇宙探査はどれだけ進んだか?①月編・その1 -小野雅裕

6年で赤ちゃんは小学生になり、小学生は中学生に、中学生は大学生に、大学生は社会人になる。…

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太陽の空より vol.1 河村聡人

THE VOYAGEの読者の皆さん、はじめまして、河村聡人(あきと)と申します。 先日、とある飲み…

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春空を往く船アルゴ-ミツマチヨシコ

春の空低く、霞がかった空には古代の船がひっそりを身を沈めています。 そろそろ桜の咲くころ…

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宇宙とは何か vol.10「量子論と宇宙論」松原隆彦

高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(KEK素核研)で宇宙論の研究にあたる松原隆彦…

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宇宙とは何か vol.09「宇宙の構造」松原隆彦

高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所(KEK素核研)で宇宙論の研究にあたる松原隆彦教授による、「宇宙とは何か」の講義をお届けします。今回は第9回(全10回予定)。宇宙はどういう構造をしているのか、そしてそれは、どの程度確からしいのか……? ※この原稿は、2024年1月7日発売の『宇宙とは何か』(松原隆彦/SB新書)を元に抜粋しています。 星の欠片でできている恒星は核融合で光っているわけですが、いずれ燃料を使い果たします。 まず、水素がなくなってヘリウムばかりに