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わけもなく気分が上がらないとき、どうする?

こんにちは。みき@アイ活コーチです。
最近、コーチングをしていて気づいたことについて書きます。

「イベントの時もそうでしたが、いつも笑顔ですね」と
クライアントさんに言われました。
笑顔でいることは、コーチングのセッションをする際に、気を付けていたことのひとつですが、それがいつの間にか「意識しなくてもいつも笑顔がでる」ようになっていました。

もちろん、はじめは「笑顔でクライアントをお迎えすることで、安心してなんでも話していただけるように」という思いがありました。
今はそれに加えて、自分が心地よくなれるから、最初からずっと笑顔でいます。笑顔でいると、最初は緊張がちだったクライアントさんもふとした拍子に、表情がほぐれてくることがあります。

「笑顔でいると、自分自身が心地よくなれる」ということの中身は、こういうことです。

人間の思考・感情・行動、それをとりまく環境は密接に影響しあっています。そしてその一つの要因が変わると、他の要因も変わってきます。

つまり、思考が変わると行動や感情が変わり、環境(文字通りの環境に加え、つきあう人たちも環境に含まれます)を変えると、思考や感情が変わります。

だから、コーチングでは「思考」だけを取り扱うのではなく、自己基盤となる生活習慣や環境、繰り返し生じる感情などについても、よりよい状態にできるようにしていきます。

思考や認知、感情、そして環境を変えると行動が変えられる。
そして、行動を変えると未来を変えることができるわけです。

今、「思考・感情・環境」⇒ 「行動変容」
という流れで説明しましたが、実は逆も可能です。

つまり、「行動を変えたから、思考・感情・環境が変わる」
ということもあるわけです。

たとえば、朝、家を出て気分がすぐれない、イマイチ調子が悪いとします。
そこで「仕事行きたくないなあ、調子悪いのに・・。」という思考に気を取られる前に、
歩きながら上を向いて、笑顔を作ってみる。

私は、敢えて「ニヤニヤ笑う」という感じで、
上を向いて口角を上げて笑ってみたりします。
そしてそれを、駅に着くまで続けるのです。

ばかばかしいと思いますか? 誰かにバカだと思われそうでしょうか?
いえいえ、みんな自分のことに忙しくて、誰も見てませんよ。
見られたところで、「朝から機嫌のいい人だなあ」と思われるだけ。
あなたにとって、なんの損もありません。

笑顔って、意外とすぐにできないもので、自分で「ニヤニヤしてる」と思うくらいやってみて初めて、やっと微かな笑顔になっているくらいなんですよ。

そしたら何が起こると思いますか?

駅まで「笑う」という行動を先にすることで、
あとから感情がついてくるのです。
さきほどまであった、「なんだかわからないけど憂鬱な気持ち」や
「今日は仕事したくない」という気持ちは薄らぎ、
気持ちはニュートラルに近づいてきます。

そこまでくればしめたもので、
そこからは、行動によって生まれた感情を育てて、いい思考に、
そこからさらに自分が前進しやすい行動につなげていけばいいのです。


クライアントさんに言われて気づきました。
わたしは、クライアントさんに安心してもらうためもあるけれど、
自分のために笑顔でいるんだな、っていうことに。

明日の朝、やってみませんか?
気分が上がらなくても、
「まず、笑顔を作ってみる」
表情が変わると、気持ちもあとから変わっていきますよ。


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