毒親ならぬ、ぺき親
完璧なお母さんになりたいと思っていた。
いざというときどっしり構えてて、
信頼されてて、
料理が美味しくて、
穏やかな性格で、
笑顔がかわいらしくて、
自慢したくなるお母さん。
そうじゃなかったら、
私の理想のお母さんじゃない・・・
だからボーイにも、
困ったら私を頼って、
私の言うこと聞いて、
私が作ったごはんを美味しい!ってたくさん食べて、
私に感謝して、
私のことを自慢のお母さんって言ってくれることを
求めていた。
なのに、ぜんぜんそうならない。
毒親ならぬ、完璧を求めるぺき親になっていることに気づくのは
だいぶ後の話・・・。
そもそも、何をもって信頼?
ボーイが嫌いな料理=下手な料理?
自分の理想のお母さん像とほど遠い=人として終わってる?
結婚して最初に1~2年は、完璧な親になろうと必死で、
ボーイにも完璧な子どもを押し付けていた。
そうじゃないと、私の存在を否定されているような気がしたから。
でも結局否定していたのは
子どもでもなく、
世間でもなく、
自分自身。
勝手に自分に課題を押し付けて、
クソ真面目に課題をクリアしようとして、
自分で自分の首を絞めていただけ。
親としてどうとか、どうでもいい!
私が笑顔ならそれが正義!!
そう思えるようになるのも、
だいぶ先の話・・・。
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