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その感情に名前をつけられるのか?

喜怒哀楽という言葉があるように、感情には名前がついている。喜怒哀楽からさらに細分化して、喜び、嬉しさ、怒り、苛立ち、悲しみ、嘆き、楽しさ、幸せなど。喜怒哀楽に当てはまらない感情もあって、本当にたくさんの感情を表す言葉がある。

しかし、こうした言葉に今自分が抱いている的確な感情の名前はあるのだろうか?
この考えを持ち始めたのは、僕がうつ病になってからだ。いや、もしかしたら、前からなんとなく感じていたけれど、はっきりと考え始めたのは、うつ病になり、大学のカウンセラーの方と話をするようになってからなのだろう。
話をしていると、自分が辛いときに感じている不安や悲しみを伝えようとするけれど、中々ばっちりと当てはまる言葉がないことが多かった。僕に語彙力が足りていないということもあるけれど、語彙力が増えただけで、本当に的確に感情を表せるのだろうかとも思う。
不安以外にも、僕は異性を好きになったかもと思ったときに、それは本当に恋愛感情なのかを考える面倒くさい男なのだけれど、そのとき、ひとえに恋愛感情とだけ言っても、その相手、その時期によって感情の中身は違うのではないかと思うのだ。

こういったことを考えていて、感情に関する言葉を調べてみようと思い、「日本語表現インフォ」というサイトを見つけた。ここには、様々な感情に関する言葉、更には小説から引用した文章などがまとめられていた。様々な言葉を組み合わせて感情を詳しく表現していたり、比喩を用いて表現していたりするものが多かった。
これを読んでいると、ああ、感情はこうやって表現していくんだなと思えるようになってきた。そういえば、小説を読んでいて、この文章いいなと感じるのは、感情を表現している文章だったような気がする。

色々話してきて、結局何が言いたいのかというと、自分の今の感情を的確に表せるようになりたいということだ。ただ「不安」や「恋」といっても、その言葉だけでは、そのときの感情にピッタリ合っておらず、なんだかモヤモヤするのだ。その感情にピッタリ合う言葉や表現を見つけられたときは、その気持ちを扱いやすくなるのではないだろうか。

そのためにも、感情に向き合い、考えていきたいということを最近考えていたので、noteの記事にしてみた。
これを理解してくれる人はいるのかな?

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