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【FileMakerを知る①】FileMakerのサービスって?使い始めるには?

FileMakerのサービスやライセンスって、たくさんあって少し複雑・・・。ということで、4回にわたってFileMakerのサービスやライセンスについてご紹介していきたいと思います(長い・・)!!

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【FileMakerを知る】
第1回: FileMakerのサービスって?使い始めるには?
第2回: FileMaker ServerとFileMaker Cloudの違いを理解する
第3回: ボリュームライセンス~オンプレミス(FileMaker Server)で利用する場合
第4回:FileMaker Cloud~クラウドで利用する場合◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今回は、「① FileMaker製品って何があるの?使い始めるには?」と題し、主にFileMakerに関するサービスの種類や特徴についてご紹介します。

FileMakerの主な種類

Claris FileMakerでは2022年6月現在、【FileMaker Pro・FileMaker Server・FileMaker Cloud・FileMaker Go・FileMaker WebDirect・Claris Conect※】などのサービスが提供されています。
Claris Conectの説明は今回省略します

これらのサービスのうち、アプリの”開発”ができるのは「FileMaker Pro」のみです。では他のサービスは何なのでしょうか?以下をご覧ください。

【FileMaker Pro】
できること :アプリの作成・アクセス・利用
・特       徴:現場の業務にあわせたアプリをローコードで開発できる

【FileMaker Server】
■ できること :アプリの共有・データのバックアップ
■ 特       徴:FileMaker Pro、FileMaker GO、FileMaker WebDirectにすばやく共有し、オンプレミス・クラウド環境で利用可能。

【FileMaker Cloud】
■ できること :アプリの共有・データのバックアップ
■ 特       徴:クラウドで、FileMaker Pro、FileMaker GO、FileMaker WebDirectにすばやく共有。サーバー管理が不要。

【FileMaker Go】
■ できること :アプリをiPhoneやiPadなどの端末からアクセス・利用
■ 特       徴:モバイルデバイス特有の機能を利用(写真撮影、署名、位置情報、バーコード、ボスイメモなど)できる。AppStoreでダウンロード(無料)。共有するには、FileMaker ServerまたはFileMaker Cloudが必要。

【FileMaker WebDirect】
■ できること :アプリをウェブブラウザからアクセス・利用
■ 特       徴:ブラウザ上に展開できる。利用するには、FileMaker ServerまたはFileMaker Cloudが必要。

つまり、「FileMaker Cloud」や「FileMaker server」は、作成したカスタムAppを複数人や他デバイスに”共有するため”のもので、「FileMaker GO」はiPad、iPhoneから、「FileMaker WebDirect」はWebブラウザやアンドロイド端末から、開発したアプリへ”アクセスし利用するため”のサービスです。
用途別に表すと以下の通り。

note ノート 記事見出し画像 アイキャッチ (1)

例えば、FileMakerでつくったシステムを業務に使用しようとするときに、「iPadやiPhoneで使いたい~!」という場合は、業務で使用するAppleデバイスに「FileMaker Go」をダウンロードして、「FileMaker ServerまたはCloud」で共有することで使用できるってわけですね。

では、実際これらのサービスはどうやって使えるのでしょうか?

FileMakerを始めるにはライセンス取得をするところから

「FileMaker Pro」でアプリ開発をはじめるには、「シングルライセンス」またはFileMaker Serverを利用する「ボリュームライセンス」、FileMaker Cloudを利用する「FileMaker Cloud」のいずれかを購入・契約する必要があります。

シングルライセンスは、「FileMaker Pro」を使用するためのライセンスで、個人でも企業でも誰でも利用することができます。パッケージまたはダウンロード版で販売されており、Apple Storeやヨドバシカメラなどの家電量販店でも販売されています。

最低購入数も1本単位で好きなだけ購入することができますよ。

ただし、このシングルライセンスでは、FileMaker SeverやFileMaker Cloud、FileMaker Goなどのサービスを使用することができません。つまり、複数人や複数デバイス間でデータ共有・利用するという、FileMakerのメリットを最大限に享受することができないのです。

複数人で利用・共有するためには、企業・団体・教育・NPO ユーザ向けに提供されている「ボリュームライセンス」または「FileMaker Cloud」のどちらかのライセンスプランに登録する必要があります。

なお、含まれるサービスと対象の違いは以下の通り。

note ノート 記事見出し画像 アイキャッチ (3)

シングルライセンス以外の2つは、FileMaker Serverを使用するか、FileMaker Cloudを使用するかの違いです。

では、それぞれの違いはなんでしょう・・・。

次回、この2つのサーバーの違いについて、詳しく解説していきます!!

▼次回の記事はこちら▼


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