生命保険note『先進医療特約、付いてます✨ って、何だ?😅』
現在、ほとんどの保険会社の主に医療保険に付いている、いや正確には、付けることができる、オプションです。
私が知る限り、先進医療の保障単独で加入できる保険商品は、無いはずです。
そもそも先進医療とは何か。ざっくりと説明してみます。
厚生労働省の定める、比較的新しい、高度な医療技術を用いた治療方法です
ただし、どこの病院でも受けられるものではありません
まだ健康保険(公的医療保険)の対象となっていないので、100%自己負担となります
つまり先進医療という治療方法は、とても高額なる場合が多いです😨
毎年対象となる先進医療は見直されるので、今年は先進医療であっても、来年は健康保険(公的医療保険)の対象となる場合もあります
保険商品としての先進医療特約は、もし先進医療を受けたときには、そこで掛かる治療費(技術料と呼ばれます)を、全額お支払いするというものです。
たとえば、がんの治療方法の一つである「重粒子線治療」の場合、その技術料は約300万円掛かると言われていますが、先進医療特約に加入していれば、その技術料全額を保険会社が負担してくれることとなります。
各社で若干内容に差はありますが、現在多くの保険会社は、先進医療でのお支払いの上限は2000万円としています。
また、お見舞金的な一時金をたとえば15万円お支払いするとか、先進医療を受けるために要した交通費などを保障してくれるなど、細かな付加価値を付けている会社もあります。
加えて、先進医療を受けたときの患者負担が大きくなることから、すべての保険会社ではありませんが、先進医療の治療費を直接病院へ支払ってくれる、というサービスをしている保険会社もあります。
ただでさえ、精神的にも経済的にもたいへんな状況の患者さんにとっては、とてもありがたいサービスです😊
そして、もっとも肝心なポイントですが、じゃぁ先進医療特約には入っていた方がいいのかどうか。
私個人的にはもちろん入っていますし、入った方がベターだとは思っています。
ただし、、、この保障を使う確率は、とても低いだろうと思います😆
もっともわかりやすく言うと、死亡保障や医療保障、がんの保障に比べると、先進医療の保険の値段は驚くほど安いです。
どれくらい安いかと言うと、もちろん各社により、そして年齢・性別によっても値段の差はありますが、ほぼ各社とも月額「何百円」というレベルです。
上限2000万円まで保障してくれるのに、なんでそんなに安いんだ!と言われることが多いのですが、理由はシンプルに、
使う確率が低いからです😁
生命保険会社も適正な利益を確保する必要がある民間企業である以上、赤字を出すような商品を販売することはできません。
使う確率が低いから、値段を安くできる。
それ以上でも、それ以下でもありません😊
そして、毎月数百円という自己負担で、もしかしたら数百万円という自己負担を避けることができるのならば、私個人的には入っておいた方がいいだろうと考えています。
とは言え、入る入らないは、それぞれの方の考え方次第。
必ず付けなければいけない保険ではありません。
内容と月々の負担を天秤に掛けて、ご自身が納得できる選択をするようにしていただければと思います。
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