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生命保険note『ヒルシュスプルング病と生命保険加入』


多くのみなさんが感覚的にわかっているのですが、生命保険は、健康状態に難があったら加入できないことがあります。

いくらお金があっても、買えないことのある金融商品です。


先日、私のお客さまから、2歳になる息子さんを医療保険に入れたいとのご相談がありました。

お話しを聞いてみると、生まれてすぐに『ヒルシュスプルング病』と診断され、生後わずか三ヶ月で手術したとのこと。


ヒルシュスプルング病は、消化管の蠕動(ぜんどう)の役割を果たすために必要な神経細胞が、肛門から連続して欠如するために、その範囲の消化管の運動がおこらない病気です。


簡単に言えば、ウンチを肛門のほうに送る動きを、腸がしてくれないという病気です。

便が出ないため、腸閉塞や重い便秘症をきたす可能性があり、難病指定もされています。


手術も無事に終え、現在は半年に一度の定期健診のみ。

便も今では普通に出ている(ホントに良かった!😊)とのことで、早速私がおつきあいのある、いくつかの保険会社へ確認をしてみました。

『こんな病歴のあるお子さんだけど、御社の医療保険に入れますか?』


保険に入れる、入れないは、実は各社により判断基準が異なります。

A社で断られたとしても、B社で入れる場合があるのです。


A社、×

B社、×

C社、×

D社、×

そして、E社・・・

「可能性あり!」の回答が出ました!


保険会社は、加入の可否については、『絶対』という言葉は使いません。

『最終的には、告知事項をふまえ総合的に判断します』


けれど、他社は一発アウトだったのが、E社は可能性がある!

可能性があるならば、トライしてみたらいかがでしょう、という話しをお客さまご夫婦にしました。


『トライしてみましょう!』

お客さま、即答です。

そして、ヒルシュスプルング病のことを正確に告知をし、申込み手続きをしました。


そして、、、


加入できました!



お客さまご夫婦、本当に嬉しそうでした。

ホッとした顔をされていました。


私自身も実感をしていますが、保険に入れないって、なかなか辛いものです。

まして、それが我が子のことならば、なおのこと。


世の中には、あまた金融商品がありますが、生命保険は特別です。

株や投資信託、金とかFXとかREITとかは、お金があれば誰でも買える金融商品です。

けれど、いくらお金があろうとも、健康でなければ買えないのが、生命保険という金融商品です。


理屈では、そんな日額5000円程度の医療保険、貯金しておけば無くても大丈夫、という考え方もあります。

けれど、理屈ではないところで、どうしても入りたい、あるいは入らせてあげたい!

そんな、精神的な面で欲しくなる商品でもあります。


単純な損得だけでは割り切れない金融商品。

それが、生命保険です。


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