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キッチンお片付け術

久しぶりのnoteです。
緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ家に居る時間も長く、自炊の回数が以前より増えたという方も多いのではないでしょうか?
三度の食事の準備、片付け、献立決め、冷蔵庫の中身把握、栄養バランス、お財布との相談。
キッチン周りは単に料理をするだけではなくて、判断すること後山積み!

そこで今日は我が家流のキッチンの片付け方法について書いていこうと思います。

基本的に我が家は夫と私が双方料理します。
特に決めた訳ではないですが、朝と昼は私、夜は夫が用意することが多いです。
お互いの仕事や休みの都合で逆になることもありますし、私が朝昼晩全部やる日もあれば、夫が全部やる日もあります。

そこでキッチン周りに関してはほぼ100%情報共有をしています。
ここがたぶんキッチンお片付けについては要ではないかと思われます。

日本のほとんどの家庭では大体主婦(奥さん)がキッチン周りに関しては一人で全てを行なっているので、外からそれが見えません。いわゆるブラックボックス状態です。
だからあえて片付けようともしないし、動線を考えることもしないし、どんどん物が溜まってキッチンが狭く感じたり、物がどこにどれだけあるか把握出来ていなかったり、結果、探し物に費やす時間が増え、食事の支度そのものが億劫になるという悪循環が生まれがちなのではないかと思います。

そこで私達夫婦が編み出したのが、キッチン周りにある物全ての物の定位置を決めることでした。

まずは冷蔵庫。どこに何をどれだけ入れるか、あらかじめ決めておき、それ以上は買わないと決めました。肉、魚、野菜などの食材しかり、調味料しかりです。
そしてお互いに冷蔵庫の中身を把握出来るよう、直ぐに使い切る食材についてはホワイトボードに書き出すようにしています。

そのホワイトボードの直近に使う食材を中心に献立を考える事も多いです。バーゲンだから、美味しそうだったから、期間限定だからといった衝動的な理由で食材や調味料を買うことを辞めました。

また、調理道具に関しては全てキッチンの棚の中に定位置を決めて収納する様にしています。
お玉一つ、菜箸一つ動かす度にお互いに情報を共有し合う事になっています。
当然情報共有の回数は減れば減るほどお互い楽になりますので、厳選した道具のみでやりくりする様になりました。
我が家には炊飯器もありません。厚手の鍋でご飯を炊いています。トースターもありません。魚焼きグリルでトーストします。ポットもありません。電気ケトルで都度お湯を沸かします。
このように出来るだけ調理器具を持たないのもある意味キッチン周りがスッキリするコツです。
便利な調理器具はこの世にごまんとありますが、それらを一年のうち一体何度使うか、買う前に散々吟味して購入するようにしています。

次に食器類です。食器棚を4年前に処分しました。今はキッチンカウンターの下部分に入る食器類だけを普段使いの食器棚として利用しています。それでもまだ食器に関しては多く持ち過ぎているくらいです。
来客用の食器類は別の部屋のスペースを空けてそこに収納しています。このように普段使いの食器と来客用の食器を別々にしておくことも、食器の総量を減らす事に繋がります。
一年のうち一度も出番の無い食器は、この先もうほぼ出番がないと考えていいと思います。

次は調味料やラップ等の消耗品です。これらも一点一点数えると結構なアイテム数になります。ですので、我が家ではストックは一つだけと決めています。
先程の食材の話とよく似ていますが、とにかくストック一つまでというのが肝です。
今使っている醤油が切れたら、ストックを開ける。その時点でもう一本醤油を買い足す。それだけです。
他の調味料、乾物、ラップ類、台所洗剤、スポンジや布巾などもこのようにストック一つのみのルールを適用しますと、キッチン周りの全て見える範囲にストックが収まる事になります。
この『見える範囲』というのが実はとても重要なのです。人は見えない物の存在は時間の経過と共に忘れようとする傾向にあります。どんなに記憶力が良い人でもそうです。
私達凡人は見えていても忘れるくらいです。笑
なので一目見てパッとわかる範囲にしかストックを置かない。これが大切になります。
同じく衝動買いや同じものが何個もあるのについ買い足してしまうことを避けられます。
そして、なんといってもこの目に見える範囲にストックが全てある状態というのは、探し物をする時間が限りなくゼロになるという事になります。
料理中や片付けの最中に何度も探し物をしていては、捗らないし、気分もあまりいいものではありません。

ここまで書いてきましたが、実はそれほど難しいことは、あまりしていません。
とにかく食材や調理器具、食器、調味料などに定位置を作る。
ストックは一つ以上持たない。
ただそれだけの事を実践するだけで、キッチン周りはとても動きやすく、料理しやすく、片付けやすくなります。キッチンをブラックボックス化しない。
誰でもわかりやすいキッチンを目指すのが、最終的には自分に還元されているのだと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。

#キッチン #おうちご飯 #断捨離 #片付け #キッチンお片付け #自炊  


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