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もうすぐ小学生のお姉さん、はじめてのおつかい。

この春、娘が幼稚園を卒業しました。

2歳のときはマレーシアの幼稚園へ8カ月。
3歳のときは和歌山県の保育園へ1年。
4歳のときは大阪市のこども園へ1年5カ月。
5歳のときは沖縄県の幼稚園へ半年。

親の都合で1年ごとに違う学校で過ごした娘。
どの場所でもお友達をたくさん作り、楽しそうに過ごしてきました。

そして、4月から小学生。
島の真ん中に位置する小学校。
どの集落から歩いても、それなりに距離があります。
わが家からは急こう配の坂を歩く約2kmの道のり。
果てしなく遠い。

いままで一人歩きを全くさせたことがなくて、いきなり2km、一人で歩いて行けぃ!ってすごい過酷でしょ。
だからこの前、近くの商店まで、初めてのおつかいを頼んだんです。
何度か行ったことはあるけれど、ちょっとわかりづらい商店。

仕事で不在のパパ、リモートワーク中のママ、たまたま自宅保育の娘。
おやつが品切れ中で娘が駄々をこね始めたので、聞いてみました。

私「おやつ、自分で買いに行ったら?」
娘「いいね!行く!!」

お駄賃の150円を大事そうに鬼滅の刃の財布に詰めて、いざ出発。
1つ目の路地を抜けるまで、見送ろうと思ったら早々に消える・・!
5分後、道に迷ったと言って帰ってきました。

2回目、入念に位置を確認し、再出発。
1つ目の路地は合格!しかし5分後また帰ってきました。

3回目、地図を描いてというので、雑に地図を描きました。
行き止まりを右、ヤギの目印で左。

10分後、旦那さんが仕事の合間に自転車を置きに、帰ってきました。
いま、商店へ一人で買い物行ってるよ~!
心配性の旦那さん、急いで娘を探しに出かけると商店は休み。
娘も見つからず・・・。5分だけ行方不明。

その後、すぐに旦那さんの職場で見つかりました。

迎えに行くと、娘はワンワン泣いていて、母反省。
お店を見つけたのが嬉しくて、走っていったら閉まってたらしい。本当に閉まっているかわからなかったから、パパの職場に聞きにきたそうで。

困ったとき大人に助けを求めるのはすごく賢いしいい選択。もうすっかりお姉さんです。
行方不明のときはちょっとヒヤッとしたけれど、知らない道を冒険しない彼女ならではの安心感がありました。


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