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【本要約】自分のアタマで考えよう -第二章-「なぜ?」「だからなんなの?」を問うこと

第二章「なぜ?」「だからなんなの?」を問うこと

グラフや、データを見たとき「なぜこの売上になるのか」、「じゃあ来月はどうなるのか」とただ知識とするだけでなく、「考える」ことが重要です。出生率を上げれば、少子化は止まるのか、今一度グラフを見て考え直すと、止まらないことがわかります。例えば、第一次ベビーブームで生まれた子たちは平均して25年後に親になります。そうすると必然的に、第二次ベビーブームは第一次ベビーブームの25年後です。ただ、出生率が著しく下がったため、第一次ほど子供は生まれませんでした。そうなると、次の25年後出生率が横ばいであったとしても、親が減っているため、子供も少ないのです。よって、少子化は出生率を上げても、止まらないのです。次に、出生率が下がることでどんな問題が起きるか考えてみましょう。そこで、年齢別の人口のグラフを参考にします。そうすると、働き盛りの40代の人が大幅に減っていっていることがわかり、人口のバランスが崩れていくのです。ここが出生率低下の問題点なのです。じゃあグラフを見て自分で考えるより、検索して結果を読んだ方が速いのではないかと思います。ですが、自分と研究者が出している結果と違うこともありますし、自分が最初に発見する場合もあります。成功しているビジネスマンはこういう気付きから、新たなものを生み出しているのです。そう考えると、日ごろからデータを見たときに「なぜこうなっているのか」、「こうなることによって何が変わっていくのか」と考える癖をつけることで、新しい自分だけの発見があるのです。

(感想)グラフやデータがたくさん図として出てくるため、一個一個考えながら読み進むのが手間に感じてしまいました。ですが、このデータが自分の興味のある分野だった時(小川は飲食業界の労働人口などですが)、考えれば考えるほど、新たな発見を見つけられ、手間と感じる前に楽しいが勝つのではないかなと思いました。「知識」を探し、納得するのではなく、あくまでも「考える」ための材料の「知識」として活用していくべきなのではないかと感じました。と言葉にするのは簡単だと思いますので、とりあえずは目の前のゼミに実践してみて、習慣づければなと思いました。

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