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趣味を持たないビジネスパーソンは結局マウントするしかないのだ

 SNSを見ていると学歴や所属している企業、仕事のスキル、住んでいるタワマン、資産などを自慢しまくっているビジネスパーソンを見かけます。
 彼らは誇らしげに「すごいだろ!」と言わんばかりにマウントをして人々を恐れおののかしています。

 私は「なぜ彼らはマウントをしまくるのか?」について考えたのですが、趣味を持っていないからなのではないかと感じました。
 熱中できる趣味があると、他人に何かを誇示したいという気持ちが薄れていき、個人の世界にのめり込むようになります(それが良いか悪いかは別にして)。
 いや、趣味があったとしても持っている能力、例えばカラオケで100点取れるとかバッティングセンターで常にホームランを打てるみたいなことを自慢する人がいるかもしれません。
 けれども、趣味特技の自慢からは、彼らの情熱が最大限に伝わってくるので嫌らしさが全然ないんですよね。

 一方、これといった趣味を持たないビジネスパーソンは何を他人に伝えればいいかわからない。
 というか、余暇の時間に何をしたらいいのかわからない。
 もっというと、労働に時間を取られているので余暇の時間がなくストレスがかなりたまっている。
 その結果として、日々の鬱憤を晴らすべく、自らのステータスを自慢することになります。

 だから、火の玉ストレートに言ってしまえば、彼らには社会的地位以外に何の魅力もないのです。
 何の魅力もない、ただbusyだけの滑稽なbusinessperson。
 
 そういう意味では余暇の時間を十分に確保し、趣味に没頭したほうが良い人生を送ることができるでしょう。
 社会的地位でマウントを取るビジネスパーソンは急速に老害になり、今以上につまらない人間になり、「夕食の話題さえ仕事に汚される」人生になるでしょう。

 趣味を持たないビジネスパーソンは結局、マウントをするしかやることがなくなるのです。

 
 
 

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