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そもそも入社式は必要なのか?

今は入社式シーズン真っただ中。
多くの企業では入社式を実施し、新入社員を迎えていることでしょう。

入社式というのは日本人にとっては当たり前の感覚で、誰もその必要性を疑うことがないですが、私は疑問に疑問に思うのです。
そもそも入社式は必要なのか?と

今は年功序列も終身雇用もオワコン化しています。
それに加え、転職市場も活発になっており、一つの会社に勤め続けるという人は少なくなっています。
ゆえに会社に対する帰属意識が低くなっており、同僚は上司のことなんて仕事の時以外は基本どうでもいいという認識を持っているのではないでしょうか。
そのような状況で入社式なるものを行ったところで何の意味もないと思います。

そもそも入社式という言葉があまり好きではない。
学校の入学式の延長線上のような感じがして、結局これまでの人生の地続きという印象を受けてしまいます。
よく、「学生気分が抜けていない!」というオッサンがいますが、それは日本企業が学校の延長線上にある存在だからでしょう。
「学生気分が抜けていない!」というオッサンもまた学校の延長線上である会社に所属している以上、学生気分が抜けていないのです。

世の中は「働き方改革」とか言っていますが日本企業は昔から何も変わっていないんだなぁと思いました。
そして社会情勢の変化にも対応できていない。
特にJTCの大企業が。

伊藤忠商事が結構派手な入社式を行ったそうですが、

そんなくだらないことに金を使うのだったら、もっと労働者の給料を高くしたほうがいいのではないでしょうか。

入社式をくだらないと言ったら、非難されそうですが、いや、本当にくだらないものはくだらないんですよ…。

今は会社に対する帰属意識を持つ人が少なくなってきています。
転職をする人も増えているので、もう一つの会社で人生を全うするという生き方も時代遅れとなっている。
現代において(いや、昔から)入社式というのは多くの人にとっては意味のないものとなりつつあるんですよね。
ゆえに入社式なぞいらないのです。



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