人間関係に「発展性」があるかどうか

誰と関わるかは人生においてとても重要なこと。
もし、関わる相手が自分と波長が合わない、つまらない人ならば（あくまで自分と）、付き合うだけ時間が無駄になってしまう。

と書けば、打算的というか利己的な感じがするという人は多いでしょう。

私が人間関係において重視しているのは「発展性」があるかどうか。
関わっていて、酒とかギャンブルの話、テレビやネットのニュースがどう、みたいな話しかしない人には私にとって「発展性」がありません。
そんな話を聞いても「自分も何か知識を得よう、勉強しよう」という気持ちが起きないから。

逆に「発展性」があるかとは、何かしら知識を得る活動をしているかどうか。
学歴があってもなくても、勉強ができてもできなくても、何か興味がある分野があって、その分野を勉強している人は私にとって「発展性」があるといえます。
周囲に勉強をしている人がいると、「自分も勉強しよう」というモチベーションが高くなるので、今の自分の状態を発展させることができるから。
自分が勉強していれば、相手ももしかしたら「勉強しよう」みたいな気持ちになるかもしれないので、そういう意味ではwin-winの関係だと思います。

「発展性」のある人間関係を築くには環境が重要になってきます。
自分が望まない環境（住んでいる場所や組織の人間関係）にいると、「発展性」のある人間関係を構築するのは難しいでしょう。
「発展性」がない環境に身を置いていると、いつまでも自分自身が進歩することはなく、かつ現状維持を好む人間にかこまれて、もどかしい思いをするハメになります。

いきなり全ての環境を変えるのは難しいでしょうが、まずは関わる相手（もし相手に「発展性」がないならば）を変えていく必要があります。
人間関係を変えれば、徐々に身を置いている環境も変わっていき、次第に「発展性」のある人間関係を築くことができるようになるでしょう。

まあ人間関係に何を求めるかは人それぞれですが、自分と関わる相手双方がwin-winであったほうが快適に生活できるのではないかと思います。