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少子化対策なんてする必要ある?
私は結婚をしておらず、子どもがいないので他人事のようになってしまうのですが、少子化に対する対策って無理なんじゃないかと思います。
だって、今の閉塞する社会において、結婚する気なんて起きないし、ましてや子どもを育てるなんて無理でしょう。
もうそれ以上でもそれ以下でもないのですが、いくら「結婚しましょう!子どもを持ちましょう!」と政府が声高に叫んだとしても大半の国民には響かないのではないでしょうか。
みんな、自分のことでいっぱいいっぱいなのです。
昔のように会社が労働者の人生を担保してくれ、年功序列で収入が上がっていくライフスタイルを送れるなら結婚&子どもを持つことができるでしょう。
しかし、今は会社が労働者の人生を担保してくれるわけではないですし(良いか悪いかは別にして)、賃金も低い。
そういう状況で子どもを持つのって無理ゲーだと思います。
もちろん、上記のような社会的問題以外にも少子化が進む原因はありますが、もう少子化は止まらないだろうというのが多くの人の認識なのではないでしょうか。
だったら、少子化が進み、人口が減ることを想定した社会を作っていったほうがいい。
少子化とそれに伴う人口減は確実に訪れる未来なのですから、むりやり少子化対策なんてできもしないことをやるよりも現実的だと思います。
もちろん、高齢化や労働者不足など課題は多々ありますが、今からその「対策」をとっていったほうが、来たるべき人口減の社会に対応することができます。
逆に、結婚したい、子どもを持ちたいと思う人が少ない中で、少子化対策なるものを行うのは極めて効率が悪いし、国民の反感を買うでしょう。
時代の流れに抗うことはできません。
今は何をどう努力しても少子化は止まらないし、人口も減っていくのです。
であれば、既に述べたように少子化が進むことを想定したうえで社会制度をつくっていくべしでしょう。
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