令和4年5月6日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
日清カップヌードル
「ガーリックチーズフォンデュ味」
チーズ×ガーリック香る濃厚仕立て
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
わぁぁぁぁ……これは……
これは正直、美味いという人、まずいっていう人の二極に分かれると思う。
チーズ好きの人なら、たぶん大好きといいそうな味なのだ。
だが、チーズ嫌いの人にとっては、ガーリックがあいまってゲロの味になっているのである。
おそらく、我が家で食べると、妻はおいしい!おいしい!と言って食べるだろう。
だが、私は首をひねりながら「これおいしいか?」って言いながら食べていることだろう。
そういう感じの味なのだ。
あと一個残ってるんだよね……どうしようかな……
そうだ! 妻へのプレゼントにしよう!
ちょっと早いけど母の日のプレゼント!
なんて渡した日には……
私はあなたのお母さんじゃありません!
などと言って、機嫌を損ねること間違いなし!
やっぱり、俺が自分で食べておくのが無難だな……
ということで、今日は「プレゼント」つながりのお話を!
俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク11+なろう38合計49万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。
たちまち貧弱な裸体をさらすタカト。
「イヤン! エッチ!」
胸を両手で隠すタカトは体をよじった。
「アネさん……コイツの体のどこにも奴隷の刻印は有りやせんぜ!」
「なんやて!」
「奴隷の刻印は有りませんが、尻にはドロドロのウ●コがついてますぜ」
そう言われてタカトは思い出した。
――そうだった……ティアラが現れた瞬間、驚いてちょびっとでちゃったんだったっけ……あれ……拭いてなかったヨね……
「どうりで、この坊主、さっきから臭いと思うとったんや!」
座久夜は、鼻をつまむと大笑い。
わははのは
それにつられて一緒にガタイのいい男たちも笑いだす。
わははのは
そして、タカトは顔を真っ赤にして怒りだす。
「笑いごととちゃうわい!」
「そっちの嬢ちゃんは、後でワテ自身で確認させてもらうが……この感じやと、おそらく、刻印は無いんやろな……」
静かにうなずくビン子。
「という事は、お前ら、権蔵とは血のつながりは無しという事か……」
「だから、親みたいなものって言っただろうが! ボケ!」
「悪い! 悪い! 笑って許せ!」
「許せるか!」
「ならワテがそのケツを風呂で洗ってやるから、それで許せ! どうや?」
えっ! 一緒にお風呂?
このスイカップのお姉さまと一緒にお風呂?
お風呂の中でスイカ割り!
いやいやスイカの割れ目につっこみたい!
へんな妄想をするタカトの顔面はすでに緩み切っていた。
エヘエヘエヘヘヘ
イヤン! タカト君、へんなお汁が垂れてる❤
先ほどからタカトの足元に、まるでスイカのような赤き汁がぽたぽたと咲き広がっていた。
それは、興奮したタカトの鼻から噴き出す鼻血。
もう、辛抱たまりません……デヘヘヘヘ。
「許します! 許しますとも! お姉さまと一緒にお風呂に入れるものなら、もう、何でも許します!」
いまや妄想みなぎるタカトの下半身に体中の血流がドクドクとある一点に集まってきていた。
もっこり!
おっと、こんなところに潜望鏡が伸びてきた!
それをみる座久夜さくや。
「……お前、小さいな……」
まじまじとそれを見つめるビン子もつぶやいた。
「えっ⁉ やっぱり、タカトのって小さいんだ……」
シュンとしおれるタカト君。
ちゅ……
ちゅ……
ちゅくしょぉぉぉぉぉぉ!
金蔵家の当主 金蔵勤造は、第七の門の騎士一之祐の神民である。
だが、神民でありながら、ほとんどの時間を融合国の内地で過ごしている。
というのも、勤造の主な任務は、騎士の門内の駐屯地への輸送業務と情報収集であった。
物資を仕入れる傍ら他の国の情報、他の騎士の動向を集めては一之祐に報告していた。
そのため、金蔵家の家は人の出入りが多い。
荷を運ぶガタイのイイ男たちのほかにも、商品を売り込みに来る行商人、仕事をあっせんしてもらおうと並ぶ貧乏人などで常に騒がしかった。
そんな喧騒が遠くに聞こえる金蔵家の中庭。
中庭を取り囲むようなむき出しの木目の廊下をタカトとビン子は座久夜に連れられて歩いていた。
「いま、風呂の用意をさせとるさかいな、この部屋で少し待つときや!」
そこは、20畳ほどの広い和室。
真新しいいぐさの香りが、部屋に入った二人の心を和ませた。
そんな時、部屋の外の廊下から、パタパタと子供が駆ける足音が近づいてきた。
「かあさま!」
一人の少女が座久夜の足に飛びついた。
それは三歳ほどの小さな女の子。
座久夜は膝をつくと、満面の笑顔で、女の子のほほに自分のほほをこすりつけた。
「まあ♪ これは可愛い可愛い真音子ちゃん!」
「母様! はい! プレゼント!」
真音子は何か描いた紙を座久夜に手渡した。
そこには包丁を振り上げる女と、泣きじゃくる紙袋をかぶった男の姿。
「……真音子ちゃん……これは何かな……」
座久夜は、懸命に笑顔を作ろうとするも、目じりにできた数本の小じわが少々ピクついていた。
「真音子ね、母様を描いたの! どう? 上手?」
「ウン! すごい上手! さすがはワテの真音子ちゃんや!」
「エっヘン!」
「で……この男はだれ?」
「イサク! これね、母様に怒られて泣いているイサクなんだよ~」
座久夜は顔をあげ、廊下の奥をギラリとにらむ。
その廊下の奥では、柱の陰に隠れるように紙袋をかぶった男がおどおどとしていた。
笑顔の座久夜は、そっと真音子から手を放すとスッと立ち上がる。
そして、何事もなかったかのように、部屋の敷居をまたいだと思った瞬間……
怒涛の勢いで廊下を駆け出した。
「コラぁ! イサク! 真音子に何を描かせとんじゃ! いてこますぞ! ワレ!」
「ひぇぇぇぇぇぇぇ! あねさん! スミマセン! スミマセン!」
廊下の奥からは、イサクの悲痛な叫び声が響いていた。
「ぎゃぁぁぁぁ! 死ぬぅぅぅぅ!」
今日も、金蔵家は騒がしい……
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