令和4年3月18日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
サッポロ一番
旅麺
「横浜家系 豚骨醤油ラーメン」
鶏油と醤油のコク旨スープ
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
って、食べたのは昨日なんですけどね!
という事で、今日は麺を見てみましょう!
おぉ、色が違う。
横浜シリーズの方が若干黄色が強い。
歯ごたえも違うなぁ。
前の食べ比べのように、しっかりとした時間管理をしていないので、正確ではないが、この二つ食感も違う。
一見、具材がネギとチャーシュー一つだけと言うシンプルなラーメンである。
だが、その実は、麺とスープにこだわっているラーメンだったのだぁぁぁぁ!!
すごい!
って、よくよく考えると、カップラーメンって、どれもこれもそうだよね……
この2つが特別ってわけではないよな……
各メーカー、各商品、それぞれにこだわりを持って作っていらっしゃるのだろう。
多分……
と考えると、この二つのラーメンが急にちゃちく見えたのは、きっと気のせいだろう。
ということで、今日は「黄色」つながりのお話を!
俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク10+なろう35合計45万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。
あきらめたイサクは、大の字で天を眺めた。
だが、その表情はどこかせいせいとしていた。
自分の最後は、てっきり、あの何もない人魔研究所の中だと思っていたのだ。
もう、あの研究所から二度と外に出ることは叶わない。
だが、なぜだか分からぬが、今、こうして外の世界にいるのだ。
それが、ほんのひとときの命であったとしても、外の空気を吸うことができたのである。
これはこれで幸運と言うべきではないだろうか。
そう思うイサク目には、笑みが浮かんでいたのである。
今のイサクは、神民街とおぼしき夜の街の中に倒れていたのであった。
だが、イサクに融合された魔物部位が、解決開放に使用した血液切れにより、今度は自分の血液を吸収し始めた。
その苦痛に、イサクの動かぬ体がもがき苦しみ始めた。
いつの間にかイサクの頭の先に一人の女性が立っていた。
いつからそこに立っているのか分からぬが、じーっと、苦しむイサクを見下ろしている。
――なんだ! この女は……
苦しさに耐えかねるイサクは石畳を掴みとる。
爪が石畳に削り取られて、さらに赤き筋を引いていた。
だが、女は、何もしゃべらない。
月明かりを背に立つ女は、年のころ20後半か。
赤い着物に黒い帯。
その着こなしは、その年齢とは異なり、かなり落ち着いていた。
そんな女の顔はすっきりと美しい。
化粧などの飾り気は全くないのだ、深紅の口紅のみが妙に映える。
そして、後ろ髪をアップにまとめたべっ甲のくしが月の光で黄色く輝いていた。
そんな女が、やっと口を開いた。
「お前、その顔……第三世代の融合手術やな……」
とっさにイサクは顔をかくした。
だが苦しい。血液が切れた禁断症状が全身を襲う。
このままでは人魔症が発症してしまうだろう。
イサクはふらつく足で立ち上がろうとした。
「まちな! その体でどこに行くんや!」
女は、イサクに声をかけ、イサクの手を掴もうとした。
そんな女の手をイサクはさっと振り払った。
「俺に構うな! このままだと人魔になっちま……」
と、言葉を言い終わらないうちに、イサクの体は宙を舞っていた。
女がイサクの腕を取り、その体をひねっていたのである。
地に伏せるイサクのみぞおちに女の体重がのしかかる。
グハ……
身動きが取れないイサク。
――こんな女一人に第三世代の俺が一瞬で……
いくら弱っているとはいえ、イサクは第三世代の融合体である。
全く持って訳が分からない。
だが、のんきに倒れている場合ではなかった。
このままでは、人魔症が発症してしまうのだ。
「のけぇ!」
イサクは叫んだ。
「やかましいわ! このぼけぇ!」
着物の裾からのびる白い太ももが、イサクの胸をさらに押し付ける。
女は懐に手を入れると、そこから抜き出したドスを逆手に抜いて頭上に掲げた。
月明かりにドスの白刃が美しくきらめく。
――さすつもりか!
イサクは体に力を込めた。
だが女の膝が力を込めてその動きを封じこむ。
ツボの入っているのか、イサクの体はピクリとも動かない。
女は左腕をぐるりと回し着物の袖から白い手首を突き出した。
そして、次の瞬間、その手首に迷うことなくドスを突き刺したのであった。
まるで滝のようにドクドクと流れ落ちていく深紅の血液。
そんな血液が、月明かりの闇の中、静かにイサクの顔を濡らしていった。
何がおこったのか分からぬイサク。
だが、顔にかかった血液は、イサクの禁断症状を緩和する。
「これで少しは落ち着いたか……」
そういうと女は、イサクの胸に押し付けた膝を外した。
だがイサクは、動かない。
仰向けのまま女を見つめ続けていた。
女はドスを投げ捨てると、右手で手首の傷を強く押さえつけた。
「お前、名前は……」
「139号……」
「なんや、その名前は……お前は犬か……」
「それしかない……」
「ならば、お前はイサクや! 今日からお前は私の飼い犬や!」
と言うと、女の体は力なくその場に崩れ落ちた。
遠くから、数人の男達の声が駆け寄ってくる。
「奥様! 金蔵座久夜奥様!」
駆けつけてきた男たちが倒れ込む女を抱き起した。
「奥様! 大丈夫ですか!」
残りの男たちは、目の前にあおむけに倒れ込む異様な顔の人間をにらみつけていた。
「この化け物が! 奥様に何しやがった!」
その瞬間、座久夜の腕が、叫ぶ男の胸倉をつかみあげた。
「どこに目つけとんや! このカスが! そいつは、けが人や!」
いや……どう見ても、目の前のイサクよりも、失血死しかけているあなたの方が、けが人ですが……
男たちは、イサクから飛び離れ、座久夜に頭を垂れた。
「そいつは、今からウチの飼い犬や……可愛がりや……」
「オッス!」
座久夜さくやは、そう言い残すと、再び男の腕の中で目を閉じた。
腕は力なくだらりと垂れ落ち、今だ、傷口からは血が流れ落ちていく。
そんな地面にできた赤き水たまりに、美しい月が波紋を作る。
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