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令和6年1月11日の昼飯


本日、食したカップラーメンはこちら!

 NISSIN
極太麺
日清焼そば
U.F.O.
辛口濃い濃いラー油マヨ付き
「醤油まぜそば」
極太麺に絡む濃厚ダレ

だぁぁぁぁぁぁ!


早速! いただきます!

皆さま、申し訳ございません。
現在、トラブル防止のためコメントには返信をいたしておりません。
というのも、どうしても文字だけだと意見の齟齬が発生しかねないんですよね。
勘違いから生まれる恋ならばいいのですが……勘違いから生まれる喧嘩はゴメンこうむりたいwww
かといって、ヤバいコメントだけスルーすると、そんなヤバい奴に限って「なんで俺だけにコメント返さねぇんだよ‼マジで許さん!」とヒートアップするわけでございます。
となると、解決法は一つ!
全てのコメントに平等に返信しない!
もう、今までの経験上、SNS上での喧嘩など時間の無駄でしかありませんwwww

でも、コメントはちゃんと読んでいますからね。
その内容に気なるところがあれば、次回以降の記事のネタにしているかもしれませんwww

ということで、今日は「マジで許さん」つながりのお話を。

 しかし、顔が置き換わって元気になったはずのサンド・イィィッ!チコウ爵の顔面に再びラオウのコブシがさく裂!
 パン!
 ボコ……
「顔がつぶれて力がでないよぉ~」
 再び、力なくうなだれるサンド・イィィッ!チコウ爵の上半身。
 だが! 背後の暗闇からオッサンの声も響くのだ。
「サンド・イィィッ!チコウ爵! 新しい顔よ!」
 ポイ! 
 パコーン!
「元気100倍! サンド・イィィッ!チコウ爵!」
 でもってwwww

 パン!
 ボコ……
「顔が潰れて力がでないよぉ~」
「サンド・イィィッ!チコウ爵! 新しい顔よ!」
 ポイ! 
 パコーン!
「元気100倍! サンド・イィィッ!チコウ爵!」
 以下、10回ほど繰り返しwwww

 どうやらその間にルリ子の嘔吐も収まったようである。
「くそ野郎が……」
 腕で口を拭い口の中に残った腐汁をペッと吐き捨てる。
 だが、その時、何か鼻の奥に懐かしいにおいが僅かに残ったのだ。
 臭い腐汁の中に紛れた懐かしいニオイ。
 言うならばそれは腐った食べ物が詰まるゴミ箱の中から、わずかに匂う納豆の香りのようなもの。
 何というか……ホッとするような懐かしい感じ……
 その瞬間、ルリ子の記憶がフラッシュバックする。
 まだ幼き頃、父ヒロシと一緒にお風呂に入っていた時のこと……
 父に背中を洗ってもらうルリ子の鼻先をなんとも言えない臭いニオイがかすめたのだ。
「お父さん、なんだか臭いよぉwwww」
「ルリ子wwwアンパンは皮の中にアンがつまっているだろうwwwwそれと同じように、お父さんの皮の中にはチコウがつまっているんだよwwww」
「チコウって何?」
「チコウ寄れwwwチコウ寄れwwwホレ!」
「くさぁぁぁぁぁい!」
「これがチコウだぁぁぁぁwwwww」
 父とまだ幸せな時間を紡いでいたころ、そんな出来事もあったような気がする。
 だが、今、わずかに感じるその香りは、その時に嗅いだチコウなる物と似た感じ……いや、そのものだった!
 その瞬間、あの霊安室でみたヒロシの亡き顔がよみがえる。
 確かに、あの時、父ヒロシは死んでいた……
 だが、この香りは父のもの。
 もしかしたら……父はゾンビとしてが生き返ったのかもしれない。
 父と喧嘩別れで終わりたくなかったルリ子にとって、もはや、それがゾンビだとしても構いやしないのだ。
 ――お父さん!
 地面をはいずるルリ子はサンド・イィィッ!チコウ爵の顔を確認するかのようにパッと顔を上げた。
 だが、目の前のサンド・イィィッ!チコウ爵の顔はヒロシとは違っていた。
 それは、骸骨顔のアフロのオッサン。
 どこからどう見ても全くの別人である。
 というか、先ほどからサンド・イィィッ!チコウ爵の顔は、投げられた新しい顔によって目まぐるしく置き換わっていたのである。

 ならば、すでに父の顔は地面に転がっているのかもしれないと、ルリ子は四つん這いのままで急いではいずり始めていた。
 そして、地面に転がる生首を一つ一つ手に取り確認するのだ。
 ――違う!
 それは、鼻の高い嘘つきの顔。
 ――違う!
 それは、グルグル眉毛の女好きの顔。
 ――違う!
 それは、びよーんと伸びるゴムのような顔。
 ――お父さん! お父さん! お父さん!
 だが、地面に転がるどの頭もヒロシではなかった。

「顔が潰れて力がでないよぉ~」
 もう何度目の事だろうか。四つん這いで地面をはいずるルリ子の上でサンド・イィィッ!チコウ爵が顔面を押さえて泣き叫んでいた。
 ということは、この次の展開は、背後にいるジャムお〇さんから新しい生首が飛んでくるというもの!
 だが、今回は少々違っていた。
 というのも、今度は生首ではなく暗闇に潜むオッサンの苛立った声が飛んできたのである。
「ええい! サンド・イィィッ!チコウ爵! 今日のところは引き上げだ!」
 それを聞くゾンビは驚き、顔を押さえながら背後に振り返った。
「イィィッィィィ⁉ イィィッィィィ⁉ イィィッィィィ⁉ デスラー副イィィッィィィン長! まだ、立花ハイィィッィィィグショップを襲ってませんよ」
「今は、これ以上!『目玉』の在庫がないのだ!」
 というか……このサンド・イィィッ!チコウ爵たちは、立花ハイグショップを襲おうとしていたのか⁉
 そう……これも暗闇に潜み生首を投げていたデスラー副院長の差し金だったのである。
 
 このほんの少し前……クロトがタカトの道具を興味深そうに見ていた時の事である。
 道具コンテストの審査員長の任を終えたデスラーは川の土手を通っていた……
「あのウ〇コ野郎! 絶対に融合加工界から追放だ! 私のパンツ! いや!力をなめるなよ! 二度とウ〇コができないようにしてやるからな!」
 ブツブツとタカトに対する不満をこぼしていたデスラーは、そこでとんでもないものを見つけてしまったのである。
 それは……土手の脇にぽつんと置かれていた道具コンテストの優勝カップ。
「だれだ! こんなところに……優勝カップを捨てた奴は!」
 当然に道具コンテストの審査員長を務めるデスラーは怒った。
 だが、この優勝カップがいつのコンテストものかは一見しただけでは分からない。
 既製品の優勝カップなどは、どれも形は一緒なのである。
 だが、その捨てられていた優勝カップには見覚えのあるサインがあったのだ。
 『デスラ~ですら~♪』
 それはまぎれもなく、先ほどデスラーがクロトに渡す際にサインしたものである。
 すなわち、この優勝カップは、さきほどまで行われていた道具コンテストの優勝カップを意味しているのだ。
 それが、1時間も立たないうちに土手の草むらの中に捨てられていたのである。
 しかも! しか~も!
 「デスラ~ですら~♪」というサインを丁寧にマジックで消した上に「タコ踊りだけど、か(に)さまのビン子だよー♡」とデカデカと書き換えているのである。
「私のサインまで消していやがる! 許さん! マジで許さん!」
 当然に、デスラーの怒りは優勝カップを捨てたであろうクロトとマジックでサインを消したビン子に向けられた。

 急いでツョッカー病院に戻ったデスラー副院長は、地下の暗い研究室に駆け込んだ……その研究室は霊安室の奥に位置する6畳ほどの小さい部屋。
 そんな部屋の奥にはカマドの様な焼却炉がドンと居座っていた。
 おそらく、引き取り手のない遺体をここで燃やしていたのだろう。
 ということは、ここは本来、火葬室なのである。
 だが、デスラーはそんな火葬室を勝手に自分の研究室にしていたのであった。
 というのも、最終的に死体が集まってくるこの場所は、なにかと都合がよかったのである。

「エロエロえっさいむ~」
 デスラーは焼却炉の入り口に向かうと、何やら呪文のようなものを唱えながらビー玉ほどの大きさの玉を焼却炉の中に一つ、二つと投げ込み始めた。
 その玉はかつて眉毛のない額のでかい男から貰ったものであった。

 それは今から10年ほど前……アダムの従者であるアイナやオレテガ、マッシュが復活する前の事であった。
 デスラーは、今と同じツョッカー病院の副院長を務めていた。
 とはいえ、外科手術の腕前はひどいもの……
 違うところを切ってみたり……
 縫合した腹の中にタワシを忘れてみたりと……さんざん。
 もう、お分かりのようにデスラーは外科医ではないのだ……そして、残念ながら内科医でもない……
 だいたい血を見ただけで失神するのだから医者としては使えないwww
 そんな彼は、病院内ではオモチャのお医者さんとしてオッサンたちの間に名をはせていたwwww
 オッサンたち?
 子供たちではなくてオッサンたち?
 そう、彼が作る融合加工のオモチャはオモチャでも大人のオモチャだったのだw
 そんな彼が作った渾身の作品!
 『何度でも使えるコ〇ドーム!』
 それはコ〇ドームの内側に、深砂海しんさかい縦筋たてすじ露里ろり万札まんさつエイの胃袋を融合加工したものである。
 いわずもがな、あのタカトがエロ本カクーセル巻きで使った代物である。
 そして、当然、この胃袋は異次元空間につながっている。
 そんな胃袋をコ〇ドームのトン先に融合加工しているのだ。
 これにより使用者がドビュッシーを奏でたとしても、もうその瞬間!ドビュッシーは異次元空間に放出されている!
 すなわち! このコ〇ドームは何度も使いまわせるという、なんとも画期的な発明だったのである!
 だが、それはあくまでデスラーの理論上の話。
 だって仕方ない……デスラー自身、実戦でまだ、このコ〇ドームを使ったことがなかったのだから。
 というのも……この年になっても、それを使う相手が単にいなかったのである……
 わが生涯に!一片の不純異性交遊なし!
 って、お前もか!
 だが! それはあえて触れまい! それが大人というものだwww
 しかし、テストというものは相手となる女性がいなくともイカようにでもできるものである。
 例えば、大アリクイを相手にしたっていいじゃないか!
 いや……大アリクイはどうだろう……たぶん……動物愛護団体からクレームがくるんじゃないかなwww
 ならば、クレームが来ないものをつかえばいいだけのこと!
 そう、生き物でなければいいのである!
 というと……オナホ〇〇?
 いや、ここは病院www オナホ〇ルよりも、もっといいものがあるではないかwww
 そう、今、ツョッカー病院の地下には、先ほど亡くなったばかりの若い女性の遺体が、引き取りてもなく横たわっていたのである。
 ということで、デスラーは融合加工したコ〇ドームをもって意気揚々と霊安室に向かって走りだしていたのだ。

 だが、薄暗い霊安室には先客がいた。
 顔の大きな男が横たわる女の死体の頭を掴み、ひたすらに腰を振っていたのである。
 ――ちっ! このコ〇ドームの外側は融合加工してないんだぞ!
 そう、使いまわしができるとはいえ外側は無防備なのだ。
 あの男の激し腰の動き……おそらくもう、女の口や顔は男のドビュッシー色で染められているかもしれない。
 そんなところでテストなどすれば、このコ〇ドームが汚れてしまうではないか……
 そんな状態で使いまわそうものなら……最悪……感染症にでもかかってしまう……
 ならば……もう……捨てるしかないのだ……
 ――ナンセンス! それでは全くテストの意味をなさないではないか!
 ということで、怒り心頭のデスラーは、その男に大声をかけた。
「こら!お前! ここで何をしてやがる! ここは死体置き場だぞ!」
「俺は! 脳みそが欲しいんヤー」
 そう、この顔の大きな男は横たわる女の頭をもぎ取ろうとして腰を振っていたのである。
 だから、決して口や顔をドビュッシー色に染めようとしていたわけではなかった。
 それを聞いたデスラーは安堵した。
 ――コレでコ〇ドームのテストができる!
 だが、よくよく考えてみると……頭がなくなった女の死体でテストするのはいかがなものだろうかwww
 できなくはないが……さすがにそれはホラー……というより、少々狂気じみているようにも思える。
 やはり、死体と言えども頭、いや、顔は重要だ!
「脳みそが欲しいんヤーと言って、貰えると思ってるのか! この死体泥棒が!」
「ならばこれと交換ということでどうヤー?」
 そう言う顔の大きな男の手の上にはビー玉ほどの小さい丸い物体がいくつか転がっていた。
 それを怪訝そうな表情で見つめるデスラー。
「なんだ? これは?」
「これはカエルの目玉ヤー! 使えば死体が生きカエルんヤー!」
「マジか!」
 その男が言う言葉にデスラーは飛びついた。
 というのも、このころのデスラーは第三世代の研究に明け暮れていた。
 だが、第三世代の技術をもたらしたというケテレツの才には遠く及ばなかった。

 第642話 デスラーの怒り より

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