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令和4年3月31日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

東洋水産
マルちゃん
ごつ盛り
「コーン味噌ラーメン」
麺90g大盛(当社比)

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
やっぱりカップラーメンは早い!

時間がない時には実に重宝する!
10分もあれば食事終了!

年度末の最終日、このクソ忙しい時にこそカップラーメンは最高の食事である!
って、このブログを書く時間はあるのかって?
いや、その時間もないのである!

いま、こうやって仕事をさも、やってますよとアピールしながらキーボードをたたいているのだ。
まぁ、ディスプレイでものぞき込まない限りバレないだろう。

俺の背後に立つんじゃねぇ!

ということで、今日は「10分」つながりのお話を!

エピソード0 Lv1のモンスターしかテイムできないと言う理由で追放されたが、どうやら俺はモンスターを進化させることができるようでスライムが幼女になっちゃた、でも、俺のパンツを下げるのやめてくれ!

 まぁ、見た目はいいよ。すごくいい。
 おそらく、騎士養成学校で断トツ1番になるぐらいに可愛いと思う。
 すらっとした身長に白い肌。
 長いまつげに切れ長の金色の瞳が美しい。
 そして、ヘンダーゾン家は王の血筋でもあり、名門騎士のお家柄だ。
 当然、ほかの男兄弟たちは、騎士養成学校で優秀な成績を修め騎士となり国軍を率いている。
 これだけ見ると、本当にお姫様なんだなと思う。

 だけど、中身がすごい残念……
 例えば、この前の数学の授業の時なんて黒板の前で、チョークを口に当て、真剣に悩んでいた。
 彼女の長い銀髪が10分ぐらいずーっと傾いたまま動かない。
 その姿があまりにも真剣なものなんで、さすがの教師も恐れ多くて手助けすることができなかった。
 どうやら、黒板に書かれた問題が解けないようなのだ。
 そんなに難しい問題なのかって……いやそんなことはないよ。
 だって、問題は姫様に忖度して『7×6=』なのだ。
 一応言っておくが、この姫様、俺と同じ15歳だ。
 掛け算の九九などとうに終わっていていいお年頃。
 だけど、解けないのよ。
 本人曰く。
 計算なんて婆やがやってくれるからしたことなかったのよね! だそうだ。

 実技に至っては絶望的。
 魔法は、長々と連なる詠唱をつまってしまい、まったく発動しない。
 要は記憶力がないのだ、記憶力が。
 仕方ないので、教師が幼稚園児用の魔法を教える。
「炎よ出でよ!」
 指先から小さな炎が出た。
 それで、きゃっきゃっと喜んでいる。
 可愛い……
 教師も仕方ないから、進級試験にサインする。
 はい! 合格!
 何に使うねん! こんなもの!

 剣技……剣技はねぇ……
 まず、練習用の鉄の剣が重たくて持ち上げられないのよ。
 スプーンより重たいものは持ったことがないんだってさ。
 仕方ないから、王国中の道具職人かき集めて、貴重なミスリルふんだんに使ってさ、それでも、まだ重いから、魔法を道具に刻みこむ。
 ハイ完成!
 鳥の羽よりも軽いレイピアができましたとさ。
 そのレイピアで剣技の練習するわけですよ。
 でもね……そんな姫様にガチで打ち込める奴なんて、いやしないですよ。
 姫様がレイピアの先でちょこんとつつくと、わざとらしく皆、倒れるの……
「や……やられたぁ……」
 その横で、姫様、きゃっきゃっと喜んでいる。
 可愛い……
 まじ可愛い……
 はい! 合格!
 教師も進級試験にサインするしかないよね、人生かかってるんだから。

 まぁね、ここまでだったら可愛げがあるのよ。
 守ってあげたいって思えるもんね……
 問題は、性格。
 これが、悪魔的。
 アホのくせに、どんだけ上から目線やねん!
 完全に俺様!
 自己中の塊。
 まぁ、だれも止められないから仕方ない。

 調子に乗ったアリエーヌ姫様、何をトチ狂ったのか知らないが魔王を討伐するためのパーティ結成するんだってよ。
 名前は【チョコットクルクルクルセイダーズ】!
 廊下の壁に、参加者募集のチラシを自らが黙々と貼っている。
 慣れないせいか、もたもたする姿が意外に可愛い。
 なにがクルクルクルセイダーズだ!
 お前の頭がクルクルパーだ!
 チョコットどころか、かなりのクルクルパーだよ!
 バカじゃないか!
 だれがそんなパーティに参加するんだよ!
 って思ったら、もうすでに列をなして並んでやがる。
 どいつもこいつも、姫様にそんなにごまをすりたいのか、率先して参加希望を出しやがる。
 お前ら……プライドはないのかよ。
 まぁ、よく考えたらこれ、姫様の冒険ごっこだもんな。
 危険なんかあるわけがないか。
 それどころか姫様と近づけば、将来、学校を卒業した後の士官にも有利だし。
 でも、それを見たアリエーヌ姫様からの仰天のお言葉。
「愚か者ども! お前たちごときがワラワのパーティに参加できるとでも思っておるのか!」
 だってさ! だったら、募集なんてすんなよ!
 それで決まったパーティメンバーが、俺を含めて四人


 第1話 魔王ドゥームズデイエヴァ より

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