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令和4年5月7日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

東洋水産
マルちゃん
「緑のたぬきそば」

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
なんか、最近、ここに書く記事がだんだん同じような内容になってきたな……

仕方ないのだ。
私がカップラーメンを買っているのはスーパーである。
それも、イオンなどと言った大きなスーパーではなく、ジモピー愛用の小さなスーパーなのだ。
仕入れているカップラーメンの種類も限られている。
コンビニの様に毎週、新製品が店頭に並ぶようなこともない。

だが、安さという面では、スーパーに勝るものはない!
安売りのチラシにでものれば、コンビニの金額の半額以下で購入することができるのである。
したがって、特売日には、マイバック3個持参しても足りないのである。

ということで、今日は「スーパー」つながりのお話を


俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク11+なろう38合計49万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。

 リンが口を開いた。
「やめておいた方がいいですよ。だいたい相手は魔物ですよ。しかも、今回はアルティメットレアクラスの商品がかかっています。参加するには最低でもスーパーレアクラスのアイテムを参加料として提供する必要があります。タカトさんは一体、何をかけるおつもりですか?」

少々悩んだタカトはちらりとビン子を見た。
「ビン子! お前のハリセン寄こせ!」
「いやよ! これは私の命なんだから!」
「そんなもん! 帰ったら俺がいくらでも作ってやるから!」
「いやったら! 嫌!」

 リンはビン子のハリセンを見ながらぼそりとつぶやいた。
「それは……ノーマル以下ですね」

 口に手を当ててプッと笑うタカト。
「イカだって! 以下!」

「なんですって!」
 ビシっ!
 小バカにするタカトの顔面にハリセンがめり込んでいた。

 いまだ顔面に赤き太い線を残したタカトは、リンに詰め寄った。
「なら仕方ない、コイツをかける! これでどうだ!」
 そんなタカトの腕はビン子の首根っこを掴んでいた。

 へっ? 私?
 子猫の様に首を掴まれたビン子は一瞬何がおこったのか分からなかった。

 さすがにそれを見たエメラルダがとっさに止める。
「タカト君! ビン子ちゃんをかけるだなんてダメよ。これは私の問題なんだから」
「いいや、エメラルダの姉ちゃんだけの問題ではない! これは男のプライドの問題だ! なぁハヤテ!」
 それに答えるかのようにハヤテがワンとなく。
 いつになく意気投合している様子の二匹。
 今のこの二匹に何を言っても無駄なようであった。

 大きなため息をつくエメラルダ。
「なら、私の体をかけるといいわ」

 えっ!
 と驚くタカト。
「それはちょっと……まずいのでは……」

 タカトの慌てる様子を見たビン子がふくれた。
「なんで私はよくて、エメラルダさんはダメなのよ!」
「だって、エメラルダさん巨乳だし……それに対して、お前は、胸ないし……と言うことは、未来もないし……」

 ビシっ!

 再びタカトの頭にハリセンが当然のように落っこちた。
「貧乳は未来の可能性の塊よ! 塊!」

 ぴぃ~よ♪ ぴよ♪
 タカトの目から飛び出していた星が頭の周りをぐるぐる回る。

 だが、その星の一つが急にはじけた。
 ピコーン!

 ――まてよ、俺が優勝すれば、俺が賭けた商品も俺のものになるわけだよな……
 どうやら、タカトは何かをひらめいたようである。

 ――と言うことはエメラルダの姉ちゃんも俺のものになるという事ではなのでしょうか。

 ウッシッシシ!

 毎日のようにエメラルダの姉ちゃんとお風呂で洗いっこ!
 おっと、いかん! 手が滑っちゃったぁ~♪
 きゃぁ❤ タカト君のえっちぃ~♪

 ――いい! これはいい! 最高にいいヨ!

下心を必死で隠し真剣な表情で応えるタカト。
「よし! エメラルダの姉ちゃん! その心意気受け取った!」

だが、女たちはそんなタカトを白けた目で見ていた。
というのも、タカトのズボンには立派なテントがそそり立っていたのである。

「よし! じゃありません……」
 リンがあきれたような声を出してタカトの夢を遮った。

「エメラルダ様はミーキアンさまの客人。その身に何かあれば私が叱られます」

 そういうと、リンはおもむろに首から『羽風の首飾り』を外すとタカトに手渡した。
「これを出場時の賭ける対象に出されたらいかがですか?」

 その首飾りを見たエメラルダが驚きの声を上げた。
「そんな高価なアイテムダメよ! そもそも、それはミーキアン様からリンちゃんが貰った大切な物でしょう」

 しかし、リンは静かに首を横に振った。
「いいんです。タカトさんはミーア姉さまの大切な伴侶……なら、私にとっても大切な人です」

 嬉しそうなタカトは、リンの手からその首飾りをぱっとつかみ取った。
「本当にいいのか!」

「待って!」
 エメラルダが、そうタカトに声をかけようとしたが、すでにタカトの姿はそこにはなかった。

 タカトはハヤテとともにスタジアムの入り口に向かって駆け出していた。
「行くぞ! ハヤテ! リベンジだぁぁぁぁぁ!」

 リンは、そんなタカトの後ろ姿を見ながら薄ら笑いを浮かべていた。
 確かに『羽風の首飾り』は、ミーキアン様からいただいた大切なアイテムである。
 だが、それは、ミーア姉さまと比べたら取るに足りないモノ。
 おそらく、人間のタカトと半魔のハヤテがレースに出たとしても、並み居る魔物たちの前に勝つことはできないだろう。
 勝つことができないということは、すなわち、死を意味する。
 このレースに出場すれば、確実にタカトは魔物たちに食べられ命を落とすのだ。
 そして、このレース内での死亡事故はリンにとっては不可抗力なのである。
 ミーキアン様にタカトたちを守れと言われても、レース内で起こったことはどうしようもないのだ。
 これでも一応、レースの参加を止めはした。
 それでも参加すると言ったのはタカト自身なのである。
 これをもってリンがミーキアンから責められる筋合いはないのだ。

 ――これでミーアお姉さまも、あの男から解放される。
 そう思うリンは、自分の肩を抱き身震いしていた。

 ――これでミーアお姉さまは、私のもとに帰ってくる。

 第460話 SSRなんて、たいしたことありません(4) より

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