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令和4年10月14日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

エースコック
スーパーカップMAX
「農コクとんこつラーメン 」
Theのどごし麺 特盛100g

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
特に書くことがないなぁ~

こう、ほぼ毎日書いているとネタも尽きるのね……
食べているラーメンだってスーパーの特売で買っているから、そんなに代わり映えもしないし……
新商品がならぶコンビニで買えば、もう少しネタが増えるのかもしれませんが
ただ、コンビニは希望小売価格に近い金額で販売していますからね……
高い!

そういえば、昨日、YAHOOのニュース欄にコンビニでカップラーメンを買うのは贅沢だ! といったニュースが載っていましたね。
まぁ、私的には贅沢とは思いませんが。
なんて言ったって、世の中にはワンコインのランチよりも高い1000円ランチや2000円ランチを日々召し上がっている方がいるわけでして。
その中で250円が高いとか100円のほうが安いとか、袋めんだと一つ40円だ! などといった議論は……むなしい……
でも、もしかしたら、日本全体が貧しくなっている証拠なのかもしれませんね……

ということで、今日は「ワンコイン」つながりのお話を!

俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク11+なろう45合計56万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。

 そんなタカトたちが配達の準備をしていたのと同じころ。
 権蔵たちの道具屋からかなり離れた街はずれでは、ちょっとした事件がおころうとしていた。

 飲み屋が並ぶ宿場町。
 一般街のはずれのせいかガラが特に悪い。
 常にそこは、酒とゲロと生ゴミの匂いが充満していた。
 しかし朝だというのに、思ったより人出が多い。
 ハッキリ言って早朝の歌舞伎町よりも人が多いくらいだ。
 先ほどから道を行きかう人たちが、落ち葉のように積った風俗の案内チラシを踏みしめながら歩いていた。

 そうココは融合国の街はずれ、すなわち国境の街である。
 この町の脇を真っすぐにのびる道は、隣国である『情報国』へとつながっていた。
 情報国とは聖人世界に存在する一つの国であり、タカトたちが生活するこの融合国と同じように町の中心に大門を持っているのだ。
 つまるところ、聖人世界には融合国や情報国といった国が8つ存在している訳である。

 小汚い道に落ちていた風俗チラシが、まるで男を誘うかのような淫靡な視線を向けながら風に吹かれて飛んでいく。
 そして、釣り上げたカモを誘い込むかのように緑の茂みの奥深くへと隠れてしまった。
 この道を挟んで反対側には、ションベン横丁の臭いとは全く正反対の爽やかな香りが広がっていたのだ。
 そう、道の向こう側は深い森なのである

 そんな森の中にベッツとその仲間たちが分け入ろうとしていた。
 だが、そんな少年たちの輪の中に見慣れぬ女が一人。
「いやぁぁ! やめて!」
 長い髪をひっぱられながら泣き叫んでいる。
 そのいでたちからして、どうやらベッツの仲間とは違うようである。
 女が身に着ける衣装は、体のラインをくっきりと浮かび上がらせて背中を大きく開けた薄いドレス。
 どう見てもキャバ嬢、いや、イメクラの風俗嬢と言った感じなのだ。
 というのも彼女の頭からはネコミミが生えていたのだ。

 だが、道を行き交う人々は、誰もこの女を助けようとはしなかった。
 それどころか、それぐらいで騒ぐなよと言わんばかりに白けた目で通り過ぎていく。
 そう、この女は奴隷女、しかも、魔物と人間の混血児である半魔女なのである。
 ここでは奴隷女の命、さらにはそれ以下の半魔女の命は、風俗のチラシよりも軽いのだ……

 そんな中、一人の少年が不安そうにベッツに声をかけた。
「なぁ、ベッツ本当に大丈夫なのかよ」
 おそらくこんな質問をするということは、仲間になってまだ日が浅いのだろう。

 そんな新入りを安心させるかのようにベッツは笑いながら答えた。
「あぁ、大丈夫さ。半魔女の一人ぐらいいなくなったっところでオヤジが文句など言うわけないだろ」

 この町ではベッツは顔が利くのだ。
 女を引きずる少年たちは確かに一般国民の身分であるが、ベッツだけは神民である。
 しかも、ベッツの父であるモンガ=ルイデキワは、輸送業務のほかに多くの店を経営していたのだ。
 キャバクラ、スナック、風俗店。
 それは、金持ちの神民から貧乏な一般国民まで、ありとあらゆる客層を相手にできるようにと幅広いラインナップを取りそろえていた。
 価格を極限まで抑えた最低ランクの連れ込み宿では、奴隷女や半魔の女などが置かれていたのである。
 そんな工夫のこもったお宿のお値段は、一泊なんと! 大銅貨5枚! 500円!
 ワンコインですよ! ワンコイン!
 って、大銅貨5枚だからファイブコインか……

 森深くに入った少年たちは、数人がかりで女を木の幹に押し付けて動けないようにした。
 その女の前には、先ほどの新入り少年が緊張したようすでナイフを一つ握っている。
 胸元の谷間に差し込まれたナイフがいやらしくスライドしていくと、ついにドレスの端に刃先を当てた。

「やめてぇ!」
 女は泣き叫びながら必死に抵抗しはじめた。

「あんまり動くとケガするよ」
 嬉しそうなナイフが、徐々に女の服を切っていく。

 体を押さえつけていた少年たちも、次第に見える女の肌に興奮が隠せない。
「ちょっと俺たち気持ちいい遊びをするだけだからさぁ」
「ちゃんと終わったら、帰してあげるから、じっとしてなよ」

「いやぁぁぁぁ! いやぁぁぁぁ!」
 だが、それでも女は首を振りながら泣き叫ぶ。

 大きな石に腰かけていたベッツが、とうとう見かねたようで、
「オイ女! これやるからおとなしくしてろ!」
 ポケットから、銀貨一枚をつまみだした。

 ベッツの横にまとわりつく少女たちが、その銀貨を見て驚きの声を上げた。
「ベッツ! 太っ腹! 半魔女を抱くのに銀貨1枚も出すなんて!」
「でも、こいつら全員を相手にするんでしょwww」
「サルみたいに朝までやるわよ、きっと」

 ――朝までか……いつか俺もビン子を朝まで、クックックッ……まってろよ! ビン子!
 ベッツが指ではじいた銀貨がくるくる回って飛んでいくと、女の足元にポトリと落ちた。

 その銀貨を見たとたん半魔女は静かになった。
 と言うのも、連れ込み宿でヘンタイどもを相手に一晩、懸命に働いてもその報酬はわずか銅貨5枚、50円なのだ。
 そこから、衣装の洗濯代や布団の交換代が引かれるとほぼゼロ。
 避妊具を買う金すら無いのである。
 それが、この少年たちのおもちゃにされることを我慢すれば、銀貨一枚 千円が手に入るのだ。
 たかが千円……
 普通の人から見れば、はした金である……
 だが、半魔女にとってはそれは夢のような大金だったのだ。
 ――このお金があれば……あの人への誕生日プレゼントが買える……

 まるで諦めたかのような表情をする女は力なくうなだれる。
 ――ごめんね……ヨーク……アタイ……どんどん汚くなっていくよ……

 それを待ってましたと言わんばかりに、前に立っていた少年の唇が小刻みに震える女の口へとむしゃぶりついた。
 それはキスと言うには、ほど遠い荒々しいものであった。

 少年の左手は女の胸をワシ掴みにすると激しく円を描きだす。
 我慢ならない様子の右足は女の太ももの内側に当てられると無理やり隙間を作るかのようにその付け根へと押し上げられた。
 おそらく少しの時間も惜しいのだろう、右手では、すでにズボンのチャックをずり下げようとしていたが、どうもパンツが布が噛んだようで、それ以上したに下がらない。
 覚悟を決めた女は静かに目を閉じた。

 ついに、紅潮し固くなった女の前の出っ張りにガブリと力いっぱい噛みついた。
 あっ!
 そんな口からは喘ぎ声のような、いや悲鳴のような声が漏れおちた。

 しかし、そんな荒々しい少年の動きはそこでピタリと止まってしまった。
 いつまでたっても何もしてこないのである。

 もしかして、この少年は百戦錬磨の男の様にじっくりと女をじらすタイプなのだろうか。
 いや、そんなことはないだろう。
 あの焦り方、どう考えても童貞だ。
 開かないチャックをいまだに握りしめて小刻みに揺らしているのだ。
 やっぱり、童貞に違いない。

 おびえる、いや焦れる女は恐る恐る目を開けた。

 目の前の少年の顔は、赤いトサカの大きな鶏になっていた。

 そんな卵ぐらいはあろうかという緑色の大きな瞳と、女の瞳が静かに黙って見つめあう。

 第9話 黒の魔装騎兵と赤の魔装騎兵(1)より

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