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ロボアドバイザー投資実績一覧(220525)

米国市場の下落が止まらずナスダック総合は再び年初来安値になった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。定点観測のお時間です。

直近1ヶ月の相場全体感

S&P500が1兆1千億円突破している一方でこの1ヶ月での8%下落。今が買い時なのか、さらにまだ底が割れるのか。そしてロボアドはどのような影響が出るのか、いざ。

NO.1 SBI証券のSBIラップ(1.29%)

FOLIOの牙城を崩したのは新興勢力のSBIラップ!初登場1位という成績を出してきた。

SBIラップの運用損益

SBI証券がFOLIOのAIアルゴリズムを使って提供するサービスなので、参入タイミングによって独走状態になり得るだろうな、というポテンシャルが見受けられる。下落相場では後から参入した方が強いのが見えてくるはずだが、果たして今後はどうなっていくのか。

SBIラップの特徴

NO.2 FOLIOのFOLIO(-0.46%)

連勝記録ストップのFOLIOは大幅に成績を落として前週比-1.28%

FOLIOの運用損益

じわじわと下げ始めてしまっているFOLIO。瞬間風速的にプラスになることもあるのだが、パッとしない。

FOLIOの運用実績推移

とにかくこの1ヶ月が良くない。SBIラップが上がって本家のFOLIOが下がるという状況になっているのはいただけない。というより坂を転がり落ちるような状況になっているのを止まることができるのか。

NO.3 スマートプラスのWealthWing(-1.14%)

前週比-0.13%と微減にとどまり3位をキープしたWealthWing。

WealthWingの運用損益

ものすごい盛り上がりを見せているようで、グラフの縦軸の単位が気になる。「18、19、20、20、21、21」というのはちょっとこれは結果を引き伸ばしているように見えないだろうか・・・?

WealthWingの運用実績推移

ただ実績推移を見てみると復調し始めていることは間違いなさそう。ここからどちらに転ぶのかが見ものである。

全体運用実績(-7.10%)

前週比-0.21%と微減となったロボアド運用。

全体損益推移

「大きく下げる。踏みとどまる。」のパターンを3回

https://note.com/penpenkiwi/n/n48d09506ce50

と見ていたところから抜け出したのは心理的な不安を若干でも拭ってくれた。ここで大幅下落になったら笑うしかなかった。

損益ランキング

全19サービスから20サービスに増えたことでほとんどがランクダウンという結果に。キープしているところも実質プラスではあるが、そこは厳しく見たい。ただ、損益ランキングのTOPと最下位がどちらもSBI証券という皮肉な結果になっている。

ちなみに最下位のファンドロボがどれだけ酷いかというと・・・

ファンドロボの運用実績推移

SBIラップに統合されて廃止するんじゃないかと思うほど。史上最低記録を更新している。ファンドロボが勧めたものを買うだけではどうしようもなく、WealthNaviやFOLIOのように運用していかなければダメなんですと白旗を上げているようなもの。

前週比ランキング

前週差分は微減が並ぶ。そしてFOLIO、アルパカ証券、WealthNaviとそれぞれ好調だったものがマイナスにつけてしまったことが全体がマイナスになってしまった大きな要因でもある。プラスになる時にはしっかりと引き上げてくれるサービスがどこまで伸ばせるか、つまり結局は地合いなのだな、と見てしまう。劇的な逆転劇が見えず、新サービスがスッと首位に入ってきたが、今後はどのような流れになっていくのか。FOLIOの新サービスが他にも展開して上位が全部FOLIOに染まる未来もあるのかな、とぼんやり考えてしまった。ではまた。

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