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大人になった私とブランコの話

今日も起きれました。

さて、今日は今までの疲れが溜まっていたのか、一気に体調を崩しました。
まぁ身体的な負担は相当あったので……仕方ないですね。

というわけで今日は一日寝つつ、すっきりした午後は少し散歩にも行くことにしました。
昨日外に出たときに「めっちゃ涼しいじゃん!」と秋の訪れを感じたのですが、今日もそこそこに涼しい。過ごしやすいっていいですね。

気分転換にといつもと違う道を通った時、公園を見つけました。
わりと遊具のある公園、今時珍しいなと思いながらベンチに腰掛けます。
滑り台、シーソー、なんかへんな、動物みたいなやつ。
そしてブランコ。
公園の遊具は危ないから撤去撤去!の時代にここまでテンプレート的に遊具が残っているのは貴重ですね。
まぁたしかにジャングルジムとか、なんかものすごい回るやつとかはないんですけどね。
懐かしさから、すこしブランコでも漕いでみようと思いいたりました。

まず、私の家の庭には大きなブランコがありました。
父や祖父が作ったのか買ったのかわかりませんが、木製の子供が三人並んで座っても十分ゆとりのあるベンチ式のブランコです。
昔はそれでよく妹たちと遊びました。
近くにあった百日紅の幹の皮をペロペロ向いたりしていました。(今となっては悪いことしたなという気持ちですが)
私が育つにつれブランコは出番をなくし、いつの間にか無くなってしまいましたが……

外でもブランコで遊ぶのは大好きでした。
座って漕ぐのももちろん楽しかったのですが、立ちこぎをしてみたり、友達と二人乗りしてみたり、ぶら下がってるチェーンをぐるぐるまいてグルグル回転してみたり。もちろんたまに落ちたり、友達は吹っ飛んで大けがしたりしていましたが、私たちが子供のころにはよくあった話ではないでしょうか。

そんなブランコ。25歳成人女性がいくら誰もいないとはいえ、平日の真昼間に一人で漕いでいるのはなかなか精神的に来るものがあります。
しかしそんなことはどうだっていいのです。足を伸ばして、折って、少しずつ高さとスピードが上がっていきます。
楽しい。
そうだ、昔は少しずつ上がっていくスピードにワクワクしていたんだ。
本当に手を離したら危ない、ってところまで漕いで、高く高く飛んでいけるんじゃないかって思いながら一生懸命漕いでいたんだ。

とはいえ……。
やはり私は大人になってしまいました、物理的に。
体重が増えたせいか、びっくりするほど勢いがつかなくなってしまいました。あの時のワクワク感は二度と戻ってこないのかなと少し悲しさを覚えながらも、すこしすっきりした気持ちになりました。

また漕いでみようかな

そんな感じです
それではおやすみなさい

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