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あなたは必要な人材ですか

こんにちは。Penny係長です。

前回まで、書類選考にクリアする為のちょっとしたキャリアシートの工夫や、面接時の質問で、自分自身をアピールすることで印象付ける工夫などを記事にしてきました。

本日は、会社が求める人材について、記事にしたいと思います。

皆様は、就職活動をする上で、どのような事に気をつけておりますでしょうか。
ご自身の長所やスキルを磨き、更なるアピールポイントとなるよう努力をしている方も多いと思います。

果たしてそれは、本当に必要な事でしょうか。

視点を少し変えてみましょう。皆様は、会社(世の中)がどのような人材を求めているか考えた事はありますでしょうか。

いくら、皆様の長所やスキルを磨いたところで、会社(世の中)がその長所やスキルを必要としていなければ、時間を費やすことが非常にもったいないと思います。

時間だけは、全員に平等に与えられた財産です。
その財産である時間を最も有効的に使う事が必要だと思います。

その為には、自分自身の長所やスキルを伸ばすよりも先に、会社(世の中)が求める人材をしっかりと把握し、自分自身の長所やスキルにすることです。

では、会社(世の中)が求める人材について、本題に入ります。

求める人材

企業が最も欲しい人材は、学力が高い人材ではありません。
資格を沢山持っている人材でもありません。

実は、自己分析能力の高い人材です。

『自己分析能力?そんなのわかっているよ。』という方が多いのではないでしょうか。
本当に?ちゃんと理解できていますか?
自信のある方は、♡押してくださいね。(笑)

冗談はここまでにして、では、就職活動中の皆様と採用担当者が思う『自己分析能力』が一致しているのか検証してみましょう。

例題です。
自己PRにこう書いていました。
『私は、前職で営業をしておりました。同期は30名、日々切磋琢磨し、初年度の営業成績が2件受注。1件が次年度予算で受注が確定しており、同期の中で1位を取る事が出来ました。2年目以降も順調に成績を上げ、営業部1位を取った事もあります。新規のテレアポを50件、既存先訪問は2件を毎日、欠かす事なく続けた結果だと自負しております。この実績を活かし、御社の営業成績に寄与したいと思います。』

いかがでしたでしょうか。
この方は、自己分析能力が高い方だと思った方は挙手を!

では、採用担当者が求める自己分析能力の高い方のイメージです。
『私は、前職にて飛び込み営業をしておりました。同期は30名。全員が日々アポイントの電話を100件かけておりましたが、私は50件と同期の半分にしておりました。その代わりに、過去の受注案件をチェックする時間を作り、どういったお客様にニーズがあり、どういうアプローチをすれば受注に繋がりやすいのか研究をしておりました。案件を調べていくうちに、お客様の不安を解決する事で、受注率が上がっている事がわかりました。私は学生時代より、友人に相談される事が多く、相談に乗った友人には、いつも相談してよかったと褒めて頂く事も多々あり、自分自身の長所として『聞き上手』だと自負しております。お客様ニーズの『不安を解決すること』と、自分自身の長所である『聞き上手』な部分を活用する事で、受注率を上げられると確信致しました。そのため、1日のアポイント件数は、同期メンバーより少ない件数ではありますが、じっくりとお話を伺う事で訪問率は、45%と同期の中でも、1位。全社平均が15%でしたので、3倍効率よく訪問が出来ました。また、受注件数も2件、次年度予算受注も1件と業績でも、同期30名の中で、1番という成績を収める事が出来ました。2年目以降も、常にお客様ニーズを敏感に察知し、アプローチを変えることで安定して受注を取る事が出来ました。営業というのは、会社が売りたい商品を売るだけでは、継続する事は困難です。お客様のニーズと会社の販売ソルーションが一致する事を常に考え行動する事で、業績を上げる事が出来たのだと思います。この行動力を御社でも活かして、売り上げに貢献したいと考えております。』

いかがでしたでしょうか。
前者の自己分析能力と後者の自己分析能力では、全く違う内容になっていたかと思います。自己分析能力とは、今回は両者共に成功事例でしたが、失敗事例でも構いません。
要は、自己の行動がどういう影響を与えた結果なのか、市場の影響がどう及んだ結果なのか、この両側面から自身を分析をし、結果に結びつける事が出来るのかが大切なのです。

本日もお付き合いありがとうございます。少しでも、お役に立てたでしょうか。
少しでも役に立ったという方は、♡やコメントなど頂けますと嬉しいです。

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