難しいですね case1

おはようございます。
この1年の間に周りの方々から子供ができたという話を数回聞きました。
一般的に言うととても喜ばしい話ではありますね。
しかし、いろいろなケースがございます。

CASE1

 父親、母親共に20代半ばであり待望の子供を授かり毎日が喜ばしい日々の連続で幸せな毎日が続いているかと思われます。赤ちゃんが笑ったり泣いたりといろいろな変化ある顔を見せてくれて親としてはとても可愛らしく愛くるしいものでしょう。ある日、こんな話を聞きました。なにかのオーディションでしょうか、我が子を撮影してとある主催に応募しようかと思っているとのこと。
 私は思いました。「子供は親のおもちゃではない」と。もちろんどの親もそれぐらいの事はわかってるでしょうし、自覚はあるはずと思っています。直接、母親のほうと話す機会があったので思いを伝えました。それ以来、少し私との距離を置かれた気がします。(^^;)
 どこの親御様も我が子にはかけがえのない愛情を注ぎとてもとても大切に育てていらっしゃいます。もちろんですが、育児中の写真や動画を撮って大切に大切に宝物として創られていくことでしょう。

 しかし、ここでの私が伝えた「子供は親のおもちゃではない」と言ってしまった過程として、まず母親のほうへ伝えたい事は、全ての責任は親にあるということ。言い換えれば責任をとれない親は、その範囲を超えてはならないということ。子供を育てるということは、あまえさせることだけではなく一人の人間として社会に送り出せるよう立派な大人にしなければならないという義務が親にはあるという事だと私は思っています。
 可愛い可愛いと育てるだけが正解なのでしょうか・・時には厳しく𠮟りつけるのも教育のひとつだと考えております。しかし、母親は言います「ダメな事はダメとちゃんと叱っていますよ」と。

 なるほど。ダメな事は叱っているんですね。では、親の貴女は良い事悪い事の分別がきちんと理解できているのでしょうか。もちろん筆者の私も物事の分別、善悪全てをわかり高僧のような事を申し上げてるのではございません。大人になってからも様々な出来事が発生し日々が勉強となり、またこれからもたくさんの方々、目上の先輩であったり会社の先輩であったりとたくさんの事を教えていただかなければなりません。つまり自分の考えが必ずしも正しいとは思ってはいけない。中には正しい事もあるやもしれません。しかし一人の力で生きていくことは難しいのが社会であり、またたくさんの人がいるようにたくさんの考えがあるという事も理解しなければなりません。自分が正しいと思いあがっている時点で既に間違っているのやもしれません。まずは他人の話をよく聞き、それらを受け入れた上で自分の心の中で整理し自分の考えを出して伝えればいいと私は思っております。

 この若いお母さんに伝えたい
「ダメな事はダメと叱っていますよ」と言うのであれば、気軽に子供の写真を応募しようと何故言えるのか? ここで前置きとなりますが説明致します。子供を将来、芸能界やモデルさん、またそういったカテゴリーの世界へ進ませたいという親御さんの気持ちを否定しているわけでは全くございません。逆に子供さんの未来を作りたい、考えたいというお気持ちも十二分の理解しております。
 しかしこういったものは今の世の中ですから、一度SNS等で発信してしまえば将来に残ってしまうこと。赤ちゃんの時は言葉も発せられないので、どうにもできないけれど、成長して物心がついた我が子が望んでいたことなのかもわからない。また悪意のあるケースだと応募先の運営会社様が過剰な営利目的の為に応募者を募集し目的が本来の形と異なる場合が生じる可能性があるということ。全てが悪いほうへとならないのもわかっており逆に良いほうへ向くかもしれない、それはやってみなければわかりません。
 しかし、我が子を育てる、我が子の成長のためにと考えるのであれば、親として一つ一つの行動をしっかり考えて行動してあげてほしい。親のとった行動が直で影響するのが子であると思っています。

 冗談で言う類の事であれば全然笑って理解できます。しかし、今でいうところの ノリ? みたいな感覚で言われてたので「子供は親のおもちゃではない」と言い返してしまいました。
 正直申し上げて、子供を授かり育てるのであれば親は今まで独身で生活していた感覚ではなく責任が伴い始まっているという事を早く理解してほしい。
 どうか子供さんを優しく、時には厳しく大切に育ててあげていただけるよう心からお願い申し上げます。

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