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♯2『走ル』を読みました

羽田圭介先生の『走ル』を再読しました。
羽田先生が23歳頃に書かれた作品です。

高校2年生の主人公がひたすらロードバイクに乗って、八王子から北上し続け青森まで行っちゃう話です。

珍しく教訓という教訓がありませんでした。
旅先でも普段いるコミュニティの中でのやり取りが続いて、到着した旅先での話がほとんどなし。

というところは、他の旅系の小説とは毛色が異なる内容になってるんじゃないかと思います。そんなことが後書きに書いてありました。

昔読んだ時は、自転車で長距離を走ったことがほとんどなかったので、自転車に興味を持ったり
日本って広いようで狭いなというのをGoogleマップを見ながら考えたりした記憶があります。

中学生の時に読みたかった作品でした。
世界が広がるからです。
ページをめくるスピードは速めで、ワクワクしたのでリフレッシュにはおすすめの本です。

確かこれを読んだ後にロードは高くて無理だったけどクロスバイクを買いました。
今は撤去されています。

10代の方、小説初心者におすすめです。
ブックメーターではあまり良い評価ではなかったけど、23でこれ書いてるのはリスペクトしかない。
本は知見が広がります。

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