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【お仕事情報】海上自衛隊の哨戒艦の記事が乗りものニュースで配信されました
防衛省が2022年6月30日に「哨戒艦」の新造に向けて、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)を主契約者に選定したと発表しました。海上自衛隊の新しい艦種ということで、海幕広報や防衛装備庁に取材した内容を乗りものニュースに書きました。
この「哨戒艦」のキーワードは自動化と省人化です。
哨戒艦は、日本周辺海域の警戒監視を通常時から長期間にわたって行う艦艇として導入が決まりました。乗員の数は最小限に抑えつつ、人員を減らしても十分な能力を発揮できるよう、自動で岸壁に離着岸することを可能にする「自動離着桟機能」や、火災時の消火活動を遠隔で実施することが可能な「統合監視制御装置」といった省人化に対応した機能を盛り込む予定です。
艦首側にはバウスラスターが装備されており、十分な設備が整っていない港にも入港が出来るようになるでしょう。後部の多目的甲板、多目的格納庫と合わせ、多用途支援艦のような働きも出来そうです。
防衛省によると、哨戒艦の建造費用は1隻当たり約90億円を想定しているとのこと。下請負者には三菱重工業が選定されており、JMUと三菱重工グループのヤードで建造が行われます。防衛装備庁によれば三菱重工は2番艦と6番艦の建造を担うとされています。
JMUでの建造は横浜事業所の磯子工場が手掛ける可能性が高いです。近場での建造となるので、今から期待して待っています。
さて、ここからは艦艇の写真をお楽しみください。
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