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『劇場版 レヴュースタァライト』64ツイート分の紹介と布教と感想を兼ねた何か
劇場版『レヴュースタァライト』めちゃくちゃ良かった!
普段はそこまで同じ作品をリピートする方ではないのですが、暴力的なまでの映像の魅力と初見では完全に捉えにくいストーリーのおかげで、今のところ三回観ました。
「意味不明」「謎のキリンに"わかります"って言われたから観に行ったのに何もわからなかった」「シリーズ履修してるのにわからない」「ラブライブだと思ったらエヴァが始まった」などの叫びと、作品の熱
2021年にはじめて『たまこラブストーリー』を観た話
『たまこラブストーリー』2014
再上映@川﨑チネチッタ
初見。見終わって放心してしまった。まるで予期していなかったタイミングで事故みたいにこうした傑作に出会うためにこそ映画やアニメを観ている気がします。
元々本作のTV版にあたる『たまこまーけっと』についてはゆるめの日常系という認識があったので、日常系というジャンルに苦手意識があったこともあり未視聴でした。とはいえいずれ観ておきたいと思っ
Twitter「#2020映画ベスト10」補遺
ツイートでは文字数が足りず。こちらで走り書きではありますがそれぞれ短い感想を書きました。
①『his』
男性の同性愛と真剣をテーマとした作品。2020年は同性間での恋愛を扱った作品が実写・アニメを問わず多かった印象ですが、群を抜いて良かったです。
普段からエモーションのみを主軸にした文章についてはシニカルにみてしまうところがあって自分が映画で泣いても「泣きました!」とは書かずに黙って隠してるとこ
虹ヶ咲感想(主に13話)
虹ヶ咲13話が良すぎたので全然まとまらないけど雑記。ネタバレを大量に含みます。
最終話がちょうどこの作品の全てを詰め込んだ内容だったのでこれを観ることによってはっきりしたのですが、以下の三軸で成り立っている作品だと思うんですね。
①多様な「個」の集まりとしての群像劇
②ペアで物語を回すことでの「百合アニメ」としての側面
③侑と歩夢の物語
それを踏まえて以下雑文。
主に①、②に当たる
仲谷鳰『さよならオルタ』感想
『やがて君になる』の仲谷鳰先生の短編集『さよならオルタ』を読みました。予約して発売直後に手にしていたのに、「一番好きな漫画を書いた作家の新刊が期待ほどじゃなくて幻滅してしまったらどうしよう」というのが怖くてずっと手を付けられずにいた作品(もったいない)。このパターンは僕の場合よくあって、似たパターンだと好きなクリエイターの一番の代表作だけずっとあとまで手を出せなかったりします。
まず全体