見出し画像

2024年2月〜3月に読んだ本


アウトプットも兼ねて読んだ本の感想を書き殴ろう2024〜 2月分をまとめるの忘れたので、2月3月まとめて書くよ 2月、3月月は7冊ずつ本を読みました 

1月読んだ本は下記参照⇩

Amazonリンクはことごとく自己満足なので、安心して踏んで読んでみてね

いくぞ!


・すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全

これは個人的にためになることがたくさん載っていたので、備忘録も兼ねてまとめた


美容医療やスキンケアだけでなく、肌作りの土台である生活習慣や食事なども含め根本の解決策を提案してくれて、たいへん読みやすい。
肌トラブル別に合わせて丁寧に解説されており、悩み(わたしの場合は特に乾燥、赤ら顔)に応じた対応方法を知ることができた。
これからはとにかく紫外線は滅‼️滅‼️と念じながら日焼け止めを塗りたくろうと思う。

・勉強する気はなぜ起こらないのか

心理学の研究を引用しながら、人のやる気とはなにか、どうしたらやる気を引き出すことができるかを解説した本。
中高生向けにかかれているけれど、大人でも十分納得できる内容だった。
やはり人生で成功するために最も必要なものは我慢強さとのこと。要はストイックさが肝らしい。
やる気のスイッチを押すための目標設定の解説されていて面白かった。自分で試してみると、たしかに現状自分はどこのポジションにいて、どこに進むべきか把握しやすくなってアクションが取りやすくて読んで良かった。

・自律神経を整える 人生で一番役に立つ「言い方」

つい攻撃な言葉を使ってしまうことがあるから、立ち止まって自分の行動を振り返るいい機会になった。目新しい知識はないし、内容は当たり前なのだけれど、当たり前の事を実行に移すことこそ難しい!
とりあえず「動作とことばをゆっくりする」「攻撃的なことばには“了解です!”で受け流す」を意識して実践してみる。

・行動栄養学とはなにか?

ネット上には「〇〇を食べると××に効く!」といった、短絡的な健康情報やダイエット情報が溢れている。でも実際に食べ物が健康に与える影響は、さまざまな要素が絡み合っていて、単純なものではないよ!と言うことを教えてくれる本。一つのデータからは事実を判断できず、さまざまな角度から割り出す必要があるので、まだまだ分かっていないことが多いそう。統計の奥深さに興味が湧く。
読んだ時の感想のデータが吹っ飛んでしまったため詳しく書けないのだけれど、認知症や飲酒、ビーガンなど、日常でよく耳にする健康問題について触れていて、とても面白かった。

・コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル

コンサルティング会社に勤めていた人の経験、まさにサバイバル記だった。
コンサル業界で働いたことはないけれど、雰囲気や空気感を想像できる。とにかくパワーが必要、プラスで知恵を巡らせて働くことを求められるのがコンサルだなあと思う。これからコンサル業界に飛び込みます!という人にはおすすめの本かも。自分は「こんなにすごく働いている人もいるのに一方わたしは日々何を……」と軽く落ち込む。

・新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

昔読んだ本の改訂版。
当時は大学生で、あまり投資の感覚が掴めなかったのだけど、再読してこんなにわかりやすく書かれてたんですか?と慄いた。ネットで調べても出てこないことが多いから、紙媒体のほうがずっと欲しい知識にたどり着く。
いつどれくらい投資するか、いつ取り崩せばいいのかをわかりやすく解説してくれる。とりあえず本に倣って、眠らせていた銀行預金を投資口座にぶち込むなどした。
先生曰く、働き方も生き方もお金も、適度にリスクを取るほど得するようにできているとのこと。きっと今後、人生の選択で迷ったときに背中を押してくれる言葉になると思う。

・パッキパキ北京

ゼロコロナ政策が終了した北京で暮らす夫に請われ、中国へ移住することになった女性の話。中国のコロナ政策とその対応、食や暮らしの描写がとても鮮やかで引き込まれる。綿谷りささんの作品は全てテンポが良いのですごい。
主人公の行動力、エネルギーがずば抜けていて読んでいて気持ちがいい!このポジティブさと自己愛には憧れるし、「私が私を見捨てる日は永遠に来ない」ということばは大切にしたい。

・読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方

本を読むこと、図書館を利用することのメリットが強調されており、読書が苦手な人、調べ物をする機会がうんと多くなる大学一年生向けに書かれている。
わたしにとっては読書は何かを成し遂げるための手段ではなくただの暇つぶしなので、「そこまで大層なものか〜〜?」と思ってしまって共感できなかったかも。
ただ、「図書館を無意に散策して読みたい本を見つける」というのは実践したい。
偶然の本の出会いが思わぬ幸運を引き起こすというのはその通りだと思う。偶然性を排除するアルゴリズムに頼るのでなく、自分の足を動かして、新しい本を見つけてみようかな。

・わたしが正義について語るなら

アンパンマンの作者のやなせたかしさんの本。
やなせさんは「遅咲きの偉人」と紹介されることが多いけれど、手塚治虫と共同制作したり、映画制作や雑誌出版を手がけていたり、アンパンマンを生み出すまでに各所で遺憾無く才能を発揮しており、全然遅咲きではないね……と思った。
世界大戦を経験した彼なり正義に対する考え方、それを反映したアンパンマンのキャラクター観など、やなせさんの経歴や世界観がぎゅっと詰め込まれており、読み応えがある。

・人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人はどうしてもフラットに物事を見ることができず、「思考の錯覚」によって事実や記憶を捻じ曲げて捉えている。
それを踏まえると、筆者曰く、成功するためには「実力(スキル+運)」と「勘違いさせる力(=錯覚資産)」が大切だそう。
ひとたび実力によって成果を出し錯覚資産にすることに成功すれば、よりよい上司やポジション実力を発揮する機会を得ることができる。本ではこの錯覚資産の重要性や獲得方法などが記されていてとても参考になった。
「人は無意識化で事実や記憶を捻じ曲げる」ということを素直に受け入れた上で、それをどう活かしていくか教えてくれる。

・GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代

人の思考と行動には、「ギバー(人に惜しみなく与える人)」「テイカー(自分の利益を優先させる人)」「マッチャー(損得のバランスを考える人)」
の3種類があり、人は場面場面で切り替えながら生きている。そして、長期的にもっとも成功するのは「ギバー」であると、様々な人物を挙げながら説明している。
人は個では生きられず、協力して生きていかなければいけない。
与えるという「貸し」のタネを撒くことで、それが大きなリターンとして返ってくる可能性も十分ある。また、与えるという行為は他者に対する愛着と共感がうみだすため自分にも「与える」という状態になり、自身の幸福度もあげることにつながるんだとか。
とはいっても、ギバーになるよりテイカーでいた方が楽ではある。まずわたしにはギバーになるための訓練がいるんじゃないかなと思う。

・根っからの悪人っているの?: 被害と加害のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)

あいだで考えるシリーズはどれもハズレがない。
「プリズンサークル」という映画を作った著者と、10代の学生たちが、映画にも登場する加害者や被害者たちと実際に対話しながら人間や社会について考えていく内容。学生たちが、悩みながら対話を続ける中で自分なりの意見を獲得し、自分の言葉で表現できるまでに成長していて、その姿が眩しい。
犯罪はどんな理由があったにせよ悪いことだ。でも「加害者がすべて悪い」と頭ごなしに非難するだけでは加害者も、被害者も、そこから何も進まない。
だからこそ、一歩先に進んで、バスジャック被害者のゲストのように、たとえ相手のことが理解できなくても、受け入れようとする意識が必要だと思った。そして白でも黒でもないという「あいだ」を認めて、その上で言葉を尽くして、対話を続けていくしかないのだなあ。そして対話を続けることは、自分への理解にもつながって、前を向くきっかけにもなる。これは被害者支援だけじゃなくて、世の中の様々なことに通じることだ。

・ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと

ブランディングのプロセスを丁寧に紹介した本。
「良い商品」が溢れるこの世のなかで、自分たちのブランドを見つけて愛してもらうには、個性やストーリー、世界観で勝負する必要がある。
自分たちの個性を見出し、自分たちの本質を概念として「デザイン」に落とし込んで演出する。
デザインによってユーザーにわかりやすい形で表現することで、より効果的にブランドの魅力をアピールすることができるそうだ。
自分はデザイナーでもないし、プロダクトのブランディングに携わったこともないけれど、ブランディングの定義や重要性を知ることができた。

・はじめての人のための3000円投資生活 新NISA対応版

投資初心者にとってはとても良い本だった。
インデックス投資を始めるために必要な基本事項がグラフと挿絵で説明されていて、かなり分かりやすい。
書いてある投資方法は、慎重派の人向けかも。
前述の「お金の増やし方を教えてください!」では生活防衛費(3~4ヶ月分の生活費)以外は今このタイミングで(!)すべて投資に回すということを提唱していた。一方、この本は、7~8ヶ月分の蓄えを確保→3000円という少額からコツコツ開始→慣れてきたら少しずつ投資額を増やしていく、というやり方をお薦めしている。人には人の投資があるねえ。
後半で記載されていたETF投資の概要とそのやり方は結構興味がある。今後試してみたい。最近出費が激しくて投資に回すお金がないのと、今の円安(154円ってマジ何?)を考えると、すぐには手が出しにくい……。140円半ばまで戻ったらチョコチョコ買ってみようと思う。

2~3月は以上!長くなってしまった。
これからもチマチマ本を読みます。


この記事が参加している募集

読書感想文

振り返りnote