人間、周りも自分も変化はあるもの。抗えないものなり

昨日、実家のばあちゃんの十三回忌が行われた。

意地悪で最低なばあちゃんで、94歳で亡くなった。私が結婚してからアルツハイマー型認知症とわかり、暴力や暴言を吐いて家では介護ができない。

仕方なくというか強制入院させて、落ち着いてから出入りが厳重な病棟で余生を過ごした。

どんどん家族や孫達を忘れ、もう何時代の話をしているかもわからない状態で老衰で亡くなった。

ばあちゃんが亡くなってから、私や兄、両親の人生にはたくさんの変化はあった。

私だって精神疾患や目の病気を患い、兄はお嫁さんを乳ガンで失った。

両親に至っては、二人とも脳梗塞で倒れて救急車を呼んで一命を食い止め、後遺症は残らなかった。

父に至っては、肺がんは治せたけれど、前立腺がんがどう進行するかわからない状況で治療を続けている。

人間というのは、自分が思い描いた人生をその通りに歩むことはできないようになっているらしい。

そして、一定の世界で立っていることは非常に難しく、いろんなことで立ち位置や世界を変える必要がある時期もある。

私でいえば、結婚後は何も苦労なく過ごせて、働きにも行き、子供を産んで楽しい家庭を作るはずだった。

しかし、現実は違った。

産後の肥立の悪さとストレスで産後うつ状態になり、本格的なうつになって今の病気になっている。

兄はお嫁さんを失ってから、一人で二人の子供を育てて大学に行かせている。

両親は、計算していた年金を受け取り前にかなりカットされて、今は生活費に苦慮している。

法事をするお金なんて本当はなかったはずなのに、いざという時のお金で賄い、身内だけで行った。

家計に余裕を持たせたいと考えた私は、ライターの道を選んだけれど、思うようにいかず廃業した。

並行して「今後教える立場になりたい」と習っていた習字も、目の見え方の問題や昇段の審査問題で、退会した。

今は主治医の指示でなるべく仕事をせずに、頭を休ませるようにと言われて、なるべく休ませているが世間が許さない。

そのために、SNSでいろんな世界の方とつながって、友達を作ったり師匠となる人と交流したいと考えていたけれど、SNSの使い方は人それぞれ。

ばっさり縁を切る人がいれば、礼儀よく事前に知らせてくれてから別れる人といろいろいる。

一番傷ついたのは「あなた、病気でしょ？それにライターやめたじゃない！」とDMを送りつけてから、ブロックかけられて、しばらくしてから解除されたことだ。

解除後、とんでもないことを書いていたので一応スクショは取って名誉毀損で裁判も考えたけれど、遠距離だし裁判費用がもったいない。

放置していても問題ないとして、何もしないと決めた。

人間、年齢を重ねていったり、身の回りが変われば、自分の立ち位置や言動は変わる。

私も、この数年でやることがころっと変わった。

夫が、そろそろ定年退職の年齢なので「継続雇用の有無問題」が出ていて、本人も迷っている。

いいものを持っているから継続雇用にしてもいいけれど、体力面で続けていけるかを悩んでいる。

人間はいつまでも若くはないし、いつか年老いてあの世にいく。

それまでの人生をどう生きて、後に残る人間に何を残すのかは、今の行動で決まってくる。

人を泣かせたり、苦しめることをすれば、それだけ倍返しがくる。

昔、高校時代にそう教えてくれた先生がいたなぁ。

その教えをしっかり守って、人を楽しませて明るくする人生をこれからは送りたいと思う。

支離滅裂で大変申し訳ない。

急いで書いたので、どう反響がくるかドキドキものだ。

こんなドキドキもいと楽しきものなりや。