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今は骨休めの時期

ついにアラフィフの私に「更年期」というものがやってきました。

ホルモン関連で治療を受けていたのに、あまりにも衝撃的な宣告で、かなり落ち込んだなぁ。

もうわたしゃ中性的な存在になっていくのねって感じ。完全に「生物学上での女性」ではなくなるのには時間はかかるらしいので、困ったもんだ。

ホルモンの切り替えが行われるので、更年期障害って形で体調不良は現れる。

一般的にイライラがひどくなって八つ当たりがひどくなるとか、ホットフラッシュと呼ばれる冷えのぼせはよく知られている。

私の場合は、イライラ度はひどくはないけれど、ふわふわとしためまいで動けない日が増えた。

夫や近所に住む実家の母に、お買い物や簡単な家事をお願いする日があって、大変申し訳ないと思う。

資格試験も今年受験分は一旦終わったので、ブログ運営やちょっとした仕事もしたいとは思っていたけれど、仕事は流石に禁止された。

「めまいで寝込んでしまった時に、ご迷惑をかけるわけにはいかないでしょ。マイペースに何かに打ち込めるものがいいんじゃないかなぁ」

もうすぐホルモン充填療法が始まるとはいえ、めまいが楽になるかどうかはわからないし、やっぱりお声をかけていただいている仕事はお断りするしかない。

少しでも収入は欲しいしと思うけれど、締め切りや責任を任される仕事となると、精神面と体調面でご迷惑をかけてはいけない。

それなら、今まで放置していたブログ運営はもちろんだけれど、大好きな書道を上達させたり、おやすみしていた日本手話の勉強に取り組んでいいんじゃないかと、今の私を受け入れられるようになった。

今まで資格試験合格の為に、すでに不調が出ていたはずなのに、無理をしすぎた。本当は、体は「つらいよ。つらいよ。」と悲鳴をあげていたと思う。

悲鳴をあげてつらかった分、今は体全体の骨休みをしてあげて、また動けるようになった時に少しずつ頑張る量を増やせばいい。

今日、心理士の先生と話をしていた時に「更年期を迎えた人って今まで目指していたことを見直してる方多いですよ。」と教えてくれた。

私も更年期のことがわかってから「自分のこれからの生き方」を考えるようになった。

女性のようで女性でない人生が始まるんだから、無事に乗り越えたら、新しい世界が待ってるんだろうと楽しみにして過ごそう。



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