FP2級の試験勉強と仕事でのお話

月末にフィナンシャルプランナー技能士2級(FP級)の試験があるので、ただいま追い込みをしているところです。

3級は去年の9月試験で合格したので、2級を受検する権利が発生します。
「どうせなら早いうちに取っておこう」ということで、2019年1月分に2級をとるという、とんでも計画でチャレンジしています。

FPとは「いわゆる家計の診断士さん」という位置付けで、2級以降合格していれば、ちょっとした家計診断を生業とできる仕事です。
ただし、金融関係の方で取る方が多いし、ライターさんでも金融系を書く人は目指す資格でもあります。
(FPについてくる資格については、また後日)

3級は、お金にまつわることの「基礎知識」を試すので、合格ラインは60%以上あれば、大丈夫といわれています。
だから、短期決戦にしても、やり方次第ですっと合格できます。

2級以降になると、3級で出されたことより、もっと掘り下げた内容と、他の知識を絡めた問題が出て、学科試験はマークシート形式なので覚えている範囲でいけるかもしれませんが、実技だけは記述部分があるので、誤魔化すことはできません。

今、もう一度苦手部分を洗い出して、模擬テストにチャレンジしているのですが、まわりから「FP取って役にたつの?」と言われると、少しやる気が落ちます。

ライターとして金融系を執筆したいのであれば、この資格を2級以上持っていると、信用性が高くなるので、採用されやすくなるということはあります。(たまにいい加減な記事を書く方がいて、問題にはなっています)

もちろん、2級を取ると同時に「AFP」という資格も同時取る権利が与えられて、認定研修やレポート類の提出で認定されれば、「ココナラ」などで家計判断をするということも可能にはなります。

私は、社会人になってから、着付け講師の資格は取ったものの、仕事に直結しやすい資格は取っていなかったので、遅まきながら、働きにくい頭をフル回転させて、仕事や家事と並行して勉強しています。

取りたいと決めたのは、ライター仲間がチャレンジしているという話から、「この歳でも頑張ってみたい」という好奇心とチャレンジ心からです。
しかし、家族や親に「そんな資格なしでいらんでしょ」と言われて、3級の時に、かなり落ち込んで泣いたことがあります。

それでも頑張って3級を取って、次は2級。
難しくて、かなりイライラするものの、何としても学科か実技のどちらか合格してくれればと、必死に頑張っています。

3級に合格してから、うるさかった旦那の態度が変わったことがあります。

住宅ローンの繰上げ返済と借り換えを最近したのですが、その時に、相談を受けて、銀行に相談に出かけたけれど、納得がいかず。

帰ってから「ペンさん、どうしたらいいと思う」と相談されて、まだ3級の知識だけれど、ちょっと資料を見せてもらって、ちょちょいとアドバイスしたところ、銀行の提示案より少しだけ安くなることがわかって、喜ばれたぐらい。

将来的には、AIやロボット診断で、お金に関する相談に切り替わるとも言われていて、銀行でも、それぞれの支店での相談はやめて、相談窓口の集約化が進んでいます。

この資格を持っているからと、就職や執筆業に決していいものでもないでしょう。

でも、「お金のことを勉強しよう」という動きは、どんどん出てきているので、こういう資格を持っている人は、何かしら重宝されるとは思われるので、持っておいて損はないです。

ただし、向き不向きがあるので、資格を取るといっても、慎重に考えた方がいいですね。

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