次はこんなドレス着て、もっと上手にピアノを弾きたいの
昨日は娘たちのピアノの発表会がありました。
長女ミイ、7歳は水色のドレスにいつものひとつ結びの髪型。
サテン地の黒いリボンでほんのりおめかしして臨みました。
曲目は「となりのトトロ」
本番はややアップテンポ気味。
途中、頭が真っ白になったのか一瞬天井を仰ぐ姿も見られました。
でも、すぐに調子を取り戻し、彼女らしいおてんばなリズムで最後まで弾き終えました。
後で教えてくれた「こんなにドキドキしたの初めて」
その言葉どおり、緊張感あふれる演奏だったけど、だからこそ、とてもフレッシュに響き、貴重な体験になったんだと思います。
それこそは、「いい緊張だったね」
私はそう答えました。
いつも練習していたミイを知っているから
お母さんは何の心配もなくひとりのお客さんとして
客席で聴いていることができたよ。
クールな娘の発表会の感想は
「つまらなかった」という
相変わらず可愛げのないものでした。
でも、「来年も出たい?」の問いには
「うん。もっと上手くなりたい」
と答えてくれて、嬉しかったです。
それから、ちょっと小さな声で
「今日ね、かわいいドレスの子がいたの。次はあんなの着てみたいな」
ですって。
「何かをもっと上手くなりたい」
「こんなお洋服を着てみたい」
そんな願いがあるって
生きる上でとても大切で
すごく素敵なことかもしれない。
そんなことにあらためて気付かせてくれた娘の言葉でした。
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イラストレーター&ブロガーの香です
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