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#いま私にできること

「エンデの遺言」をみて「まちのコイン」を考える

こんにちは、まちのコインの地域担当の長田です。 今年のGWは、お家でおこもりの休みとなりました。 早くコロナが収束してほしいと心から願っています。 先日、まちのコインチームである動画について意見交換をする会をオンラインで実施しました。みんなが観た動画は、1999年にNHKで放送されたドキュメンタリー「エンデの遺言 ~根源からお金を問う~」です。地域通貨まわりの会話になると、よく話されるのが、この「エンデの遺言」です。ドイツの作家であり、「モモ」や「果てしない物語」を書いたミ

障がい・精神疾患・生きづらさと付き合う方と支援者をつなぐサイトマップ@note

ご覧いただき、ありがとうございます! 当マップは様々な生きづらさを抱える方、支えている方の情報一覧になります。 ✔︎障がい、精神疾患、生きづらさをお持ちの方  ✔︎ご家族に障がい、精神疾患、生きづらさをお持ちの方がいらっしゃる方 ✔︎障がい、精神疾患、生きづらさをお持ちの方を支えるカウンセラーや支援者の方 ☆参加資格【支援者の方】 資格有無関係なしです。 【当事者の方・当事者ご家族の方】 障がい・精神疾患を抱える方、また未診断・グレーゾーン・その他ご自身の特性

差別がダメなのはわかった!でも暴動は問題じゃない?とおもうあなたへ

最初に言います。この記事は長いです。自分の興味あるところを目次でとばして読んでくれても構いません。 差別はいけない。って、どういう動き?アメリカ全土で、黒人への差別をなくすため、ものすごい数の人間が動いています。日本でも少なからず抗議の光景が連日報道されているのではないでしょうか。 詳細をざっと説明します。5月25日にミネソタ州で、黒人であるジョージフロイドさんが、白人警察官のデレク・ショーヴァンによって、道端で、公衆の前で、首に膝を8分46秒間締め付けられ、殺された事件

コロナに罹って死ぬ場合の遺言のようなもの

筆者はコロナショックで外出規制が続くフランスに住んで18年になります。イタリアで起きているような医療崩壊がここパリでも起こり、酸素吸入器などの機材が不足すれば、医療の現場は必然的に治療の優先順位を決めるためトリアージ(命の選別)をしなければなりません。その際、もしも自分がこの新型コロナウイルスに感染し重篤化したら、他の人に治療のリソースを譲ることを決めました。この文章はそのための意思表示であり、重症になってからでは遅いので先に書いておくものです。そして死ぬとしたらこの際、普段

うつ病のぼくが始めた行商って仕事の話-序

はじめにぼくが罹った心の病は正確には「自律神経失調症」だと通っていた心療内科の先生から言われました。 「うつ病とは違うんですか?」 と診断されたときに先生に尋ねると、 「まぁ、そう言ってもいい状態だと思います。著しいストレス状態が続いた結果、心のエネルギーが極端に低下してしまっているのが君の状態で、それはうつ病ともいえる。その結果、自律神経に症状が出ているから自律神経失調症と言っているのだけれど、うつ病とまでいかないのは、君はまだ走るエネルギーはあるみたいだからね。」 ってこ

新型コロナウイルス感染拡大の今、大規模災害が起きたらどうなる?

2011年から災害現場の最前線にいるからこそ、このタイミングで大規模災害が起きてしまったら、本当にヤバいと感じています。 東京の感染者数が大きく増え、関東で今週末の外出自粛をもとめられるなど、新型コロナウイルスの驚異を身近に感じ始めている人も多いかもしれません。 そんな中、昨日3月25日は北方領土の先のロシアでM7.8が起きています。 大きな被害がなかったようですが、もし震源地がもっと近かったら? ここ10年だけで考えても、一定期間避難所が開設されるような規模の災害は毎