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いっぱつ描きまんが[縄文]

2023年9月初旬、突然あたまに書き込まれた不思議な物語。 主に縄文、二分心、右脳回帰、アカシックレコードなどがテーマとなります。 エックス(Twitter)で毎日2枚ずつアップしたぶんを、こちらでもまとめて読めるようにしておこうと思います。 長いです。(※完結済) 【完】ありがとうございました! 解説を加えたKindle本を準備しています。

「『ダメ、絶対』だけでは絶対ダメ」

大学生の大麻使用が問題となっている。日本は法治国家だ。それをもって裁くことは当然だと多くの人が考える。しかし「正解は一つではない」。そう思うことが多い。 アルコール依存症やギャンブル依存症においては「止めさせる」が「正解」とされてきた。ご本人も「それで良い」とは思っていないが、止められない。そんな人に判で付いたように「断酒、断薬しろ」と迫る。「断酒を約束しないと治療しない」という医者もいた。麻薬取締法違反者の再犯率は6割を超えている。だが、薬物依存症に対して「逮捕」、「厳罰

今、ひとりの書店主として、伝えたいこと  7月、8月と、これまで以上に廃業に追い込まれる書店が増えていった。

社長さんがいつも気にかけて下さっていたので好意を寄せていたダイハン書房の廃業のニュースは、特に堪えた。恐ろしくなった。今でもその時の衝撃を思い出すと背筋が寒くなる。 9月14日、また理不尽に思うことが、あった。 京極夏彦の新刊の発売日だった。 毎日、数百点も発刊される本を、事前に、アンテナを張って入手することは、小さな書店にとっては、生命線ともいえる。配本自体が、書店の規模で、ランク付けされているから、うちのような13坪しか無い店は、何もしないと新刊の配本すらされないのだ

サポートどうもありがとうございます。そしてお金にまつわる話。

まず皆さまにお礼を申し上げたいことがあって、ご存じの通りnoteにはクリエイター支援のための「サポート」という制度がありまして、「サポートをする」というボタンで商品以外のお金を支払える機能があります。そこに対して僕は「お気持ちだけで十分ですから、そのお金を身近な人や自分へのプレゼントや一杯おごってあげるのに使ってください」とこれは別にカッコつけじゃなくて本心で書きました。 でも、心ある方々がしいたけ.(←このドットについても今度説明します。笑)の活動を支援してくださって、改

わたしは女でなくただわたしでいたかった

「自分の性別をいつも意識していますか」とたずねられたら、あなたはどう答えますか。 幼い頃、わたしは自分が男なのか女なのか意識したことはありませんでした。気がつくといつも一緒に遊んでいたのは男の子。かれらと同じように自分を「ぼく」と呼んでいました。ある日、仲良しの子から「さわぐりちゃんは女の子なんだからぼくらと同じではないよ、おしっこの仕方だってちがうんだよ」と言われ、初めてふだん一緒に遊んでいる子たちから区別されるという経験をしました。 好きな色は青、好きな服装はショート

デンマークで作家やイラストレーター、翻訳者を国が支援するシステムとは

「そろそろ誰がいくらもらったか公開になるから見てみない?」そういって同僚が職場のPCであるウェブページを開くと、そこには「図書館支援金」という表示とともに、国からの支援金を受けた作家やイラストレーター、翻訳者の名前と、かれらが受け取った金額が並んでいた。 聞いたことのある「図書館支援金」制度。少し調べてみたところ、なんとデンマークが世界で初めて70年以上前に導入した制度だという。それは気になる!ということでもう少し深堀りしてみた。 図書館支援金とは この制度、デンマークで

「数値で測れない大事なもの」 vol.50

新住人が入る事で、サイハテ村内の人間関係や行動パターンが変化するのは想定の範囲内なのですが、シングルマザーと4人の子供たちを受け入れることは正直なところ、大きな不和が起こると思っていました。 居住環境にしても、住む予定の家が白アリの被害が深刻で床や壁を剥がしての大きなリフォームが必要でしたが、経済的な余裕があるわけではなく、借金返済や家事育児などあらゆる方面からのサポートが必要でした。 サイハテ村に住んでいる住人にしても、経済的にギリ

ケインズ、ソディ、ゲゼル・・・地球を壊さないために

私は経済学に関してはかなりヘンテコな考え方をしていて、非常に共感されにくいのだけど、ケインズ、ソディ、ゲゼルの3人を組み合わせた考え方がいいじゃないか、と考えている。ケインズは別として、ソディとゲゼルは聞いたことがない、という人が多いと思う。 ソディはノーベル化学賞を受賞した化学者。その後、ソディは経済学に興味を持ったのだけれど、当時としてはあまりに奇抜過ぎる理論だったので変人扱い。でも、さすが化学者らしく、エネルギーの視点から経済を見直すという興味深い着眼点。 この世に

『理想的なコロナ後』

※これはフィクションです。 コロナウィルスの感染拡大は世界中に大変な事態をもたらしました。たくさんの人に感染し、たくさんの人が亡くなりました。たくさんのお店や会社が閉店、倒産。たくさんの人が仕事を失いました。 そして、やっとコロナが収まった頃、人々はお金について真剣に考えるようになっていました。 この経済社会はおかしい。実体のないお金というものを今までのようなルールで流通させていては、今回のような非常事態が起きた時、大変なことになる。 そして、ついに政府もそれに気づき

【超訳】 #相模原事件 「日本の刺殺事件は私のような障がい者に対する周到に計画されたヘイトクライムだ」|英紙インディペンデント(2016.7.28) #726追悼 #PrayForSagamihara

日本の刺殺事件は私のような障がい者に対する 周到に計画されたヘイトクライムだ The Japan stabbing is a hate crime against people like me はじめに2016年7月26日未明、相模原の障がい者介護施設で戦後史上最悪といわれる大量刺殺事件が発生した。障害者19人が死亡し26人が負傷したというこの凄惨な事件を同28日、英紙『インディペンデント』が辛辣に報じた。このコラム記事は、同紙の『Voices』というカテゴリのもので、「

坂爪圭吾さんという人。

ぼくがアーティストになったこと 辛いことや嫌なことがあっても 逃げずに強くなっていけること これには理由がある 今日の朝そのことが頭にばーっと浮かんで いっぱい浮かんで誰かに伝えたくて 大きな声で叫びたくなって 紙にメモを残した ぼくが強くなれる理由 そのひとつに大好きな友達の存在がある 友達の中でも最高に大好きで尊敬してる人 坂爪圭吾さんという人。 ぼくがはじめて坂爪さんに会ったのは 2017年5月12日 ぼくは3年生になったばかりで8歳だった

「意識する」それは人生のハンドルを自分が握ることだ。

おととしあたりから、目と耳の能力が低下してきた。いわゆる老眼に加えて、長年のパソコン使用による乱視が極度にすすみ、目を使うと偏頭痛と肩凝りがひどく、そこにもってきて、難聴気味だ。 こういう自分の「体調の悪さ」に慣れていくことはできても、やはりしんどい。 フィリピン・セブ島に一ヶ月、語学留学すると決めても出かける直前までぐずぐずとしていた。大丈夫かな。こんな体調で行ってもいいんだろうか。 今年は休養を取ると決めて4月から仕事を断り、新しい仕事は入れず、最小限のおつきあいだ

母が死に、父の親友の犬が死に、父が死にました。見送った私の心を癒す。

母が死んだ 私は、結婚をやめて経済的には一人で子育てをしてきた。絵を描く仕事も好きだったので社員さんも増えたくさんお金を儲けた時期がありました。忙しかったけれど、忙しいほど仕事があることに感謝してた。 実家からお金が足りないと相談があっても補うことや不安がないよう多めに母に渡すことは「できてよかった」と嬉しかった。 母の病気が重くなっていよいよ介助が必要になり一緒に住み病院へ通い、一緒に遊びにもいって、ついに見送りました。もう意識のない中で最後の言葉は「お姉ちゃん(わた

うまく話せない家族で10日間毎日ハグをしてみた

10日ほど前に、こんな記事を書きました。「体に触れるのは大事だ」という記事です。 うちの家には問題があって、それを解消する方法として「触れてみる」を始めました。 前回の記事に「大事だ」と書いたけれど、この時はまだ開始1日だったので、10日経ってのことをここに書いてみようと思います。 やってみてのことはこれから書きますが、どうしてもみなさんにもやってみてほしいから、結論はここに書きます。 変化は、期待よりもずっと大きいです。 もしご家族などの関係性でコミュニケーション