なぜアナログゲームを作りたいのか? - 「エレメンタルシフト」制作の裏側
最近、デジタルゲームが圧倒的な人気を誇る中で、
あえてアナログゲームを作ってみたいという気持ちが芽生えてきました。
私が感じたのは、デジタルでは得られない「リアルな体験」の魅力です。
ゲームの駒を手で動かし、目の前にいる対戦相手と戦略を練り合う。
そんなシンプルだけど奥深い体験が、今の時代だからこそ価値があると思ったのです。
アイデアの原点:「エレメンタルシフト」の誕生
私のアナログゲーム制作は、日常の何気ない瞬間から始まりました。
「エレメンタルシフト」というゲームを思いついたのは、ファイナルファンタジー3を思い出している中で4つのエレメント(火、水、風、土)の存在は素晴らしい概念だと感じたんですね。
自然界のこれらの要素が、互いに影響を与え合いながらバランスを保っているのを見ると、戦略ゲームにぴったりだと感じました。
「エレメンタルシフト」は、各プレイヤーがエレメントの力を駆使し、領地を広げていくボードゲームです。
プレイヤーは火、水、風、土という4つのエレメントを駆使し、他のプレイヤーと競い合いながら最初に8つの領地を占領することを目指します。
このシンプルなルールの中に、奥深い戦略性が隠れているのがこのゲームの醍醐味です。
アナログゲームの魅力とは?
アナログゲームは、ただの遊び以上のものを提供してくれます。
まず、物理的に駒やカードを操作する感触は、デジタルゲームにはない独特の満足感があります。
駒を置く瞬間、カードを引く瞬間に感じる緊張感。それは、コンピューター画面越しでは絶対に得られない感覚です。
さらに、対面で遊ぶからこそ生まれる「コミュニケーション」も大きな魅力です。
相手の表情や動きを読みながら進める心理戦。オンラインでは味わえない、対面ならではの駆け引きが、アナログゲームの醍醐味です。
自作ゲーム制作を通じて得た学び
ゲーム作りに挑戦してみると、思っていた以上に多くのことを学びました。
まず、アイデアを形にするという作業は楽しいだけでなく、非常に難しいことです。
例えば「エレメンタルシフト」では、各エレメントがどのようにゲームに影響を与えるか、そのバランス調整には何度もテストプレイを繰り返しました。
バランスが崩れると、ゲームが一方的になってしまうこともあり、プレイヤー全員が公平に楽しめるよう細かいルールの見直しが必要でした。
また、プレイヤーの楽しさを考えながら作ることが重要だということも学びました。
ゲームは作者の自己満足ではなく、実際に遊んでくれる人たちがどう感じるかが全てです。
試行錯誤を繰り返す中で、ゲームデザインにおける「シンプルさ」と「奥深さ」のバランスを意識するようになりました。
あなたもアナログゲームを作ってみませんか?
この記事を読んで、「自分でもアナログゲームを作ってみたい」と思った方がいるかもしれません。
そんな方には、ぜひ次のステップを試してみてほしいと思います。
まずは、どんなテーマやコンセプトが面白そうかを考えてみてください。
次に、簡単なルールを考えてプロトタイプを作り、友人や家族と一緒にテストプレイをしてみましょう。
そこからは、修正と改善の繰り返しです。誰でも自分だけのオリジナルゲームを作ることができます。
アナログゲーム制作は、考えれば考えるほど奥が深く、創造的な挑戦です。あなたもこの楽しさをぜひ体験してみてください!
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