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オンライン英会話(DMM英会話)を3か月やったけどやめたーの話
オンライン英会話は英語力アップに役立つのか?
結論から言うと「やってよかったなー」という感想です。3か月やってみただけですが、今は一旦休会している状態で、また再開する予定です。
どの辺が良かったか、なぜ休会にしたのかをこの記事でご説明します。
その前に、ぼくの英語との馴れ初めについてお話ししたいと思います。
え?いらない?
それでは参りましょう!
英語学習との出会い
ぼくが英語を勉強し始めたのはだいたい15年前からで、仕事での海外出張がきっかけでした。そのとき20代前半だったんですが、海外に出張しているものの、英語はしゃべれないので、ほかのメンバーに助けてもらうことになります。
この経験が英語を勉強するモチベーションというか、良い意味でコンプレックスになって、勉強しよ!ってなりました。
仕事中もそうなんですが、ホテルにチェックインするときや、休日にどこかへ出かけるときも、誰かに助けてもらわないと移動もできないんですよねー。
休日をはさんだときに調子に乗って一人で現地の観光ツアーに参加しましたが、バスのガイドさんの言うことが分からずに、ちょっと危ない思いもしました。
ちなみに、このときの出張では帰国子女や海外留学していた女性メンバーが多くいたので、どうやって英語を勉強したらいいのか聞くと、ほぼ全員が「外国人の彼女を作る」という全然現実的じゃない提案をしてきました。
ちなみにちなみに、その中の一人の女の子がすごくタイプで、帰国後に連絡先を聞いて猛アタックしましたが振られてしまいました。
このときの切なさが今でも英語を勉強するモチベーションになっていますね。
(なわけあるかい)
英語学習を始めたきっかけはかなり前なんですが、途中でやめたり再開したりしているので、実際は4年程の学習期間になります。
普段の勉強方法
英語は手段であって目的ではない、っていう言葉をよく見かけます。
つまり、英語を話せるようになって「海外留学する」とか、「旅行にいく」とか、「外資系の企業に勤める」とかが目的であって、英語はそのための手段だっていうことですね。
英語学習自体が目的化すると、どういう学習方法をとるか、とか、学ぶモチベーションもブレてしまうから、よくよく注意しなさいよ、っていうことですね。
ぼくはまさにそういうの無かったので、TOEICのスコアを目標にしてきました。今600ちょっとです。なので基本的にはそのための問題集とか、文法とか単語集とかの参考書で勉強していました。
他に試した学習方法は以下のとおりです。
外国人と文通するSNSサービスでコミュニケーションをとる
YouTubeで海外の映画を見る
YouTubeで英語学習チャンネルを見る
英語学習アプリを使う(Elsa speak,cake)
英語のハノンをやる
ChatGPT相手に会話
洋書を読む
と、こんな感じであれやったりこれやったりしてきました。基本的に英語を学習すること自体が好きなので、やって後悔したものはありませんが、やっぱり効果があるのは日々の地道なトレーニングだな、というのが正直なところですね。
今は1日90分ほど(朝/夜 30分~40分 昼15分程)英語学習にあててます。
そして、そんな私が次に目を付けたのが「オンライン英会話」なのでした。
オンライン英会話(DMM英会話)を始めた理由
それはリスニング力の向上です。
TOEIC公式のスコアだと、一番最後に受けた630が最高なのですが、公式問題集だと700後半だったときもあり、一応続けてる分は英語力が伸びているのかなー、と思っています。
で思ったのが、やっぱりリスニング大事だな、ってことです!洋画を字幕無しで見たいし!
なぜリスニングが大事なのか
TOEICでいうと、リスニング⇒リーディングっていう順番で試験があります。試験時間は2時間あるので、疲れるんですよ。。。
この2時間、集中力を持たせようとするとかなりしんどい。もうおじさんだし。
リスニングの負担をいかに減らしてリーディングに繋げるか、がTOEICではかなり大事だなと思っています。特にリーディングは時間との勝負なので、どれだけスピーディーに解いていくかがスコアアップの鍵を握ります。
文章の要点だけを拾ってスピーディーに読み解くスキルを「スキミング」といいますが、これも集中力いるんですよ・・・。
ですので、リスニングでどれだけ体力を温存できるかがトータルスコアの向上に大きくかかわってくる、というのが600ちょいの私が到達した結論です。もちろんリーディングのスキルもある程度無いといけませんが。
ではどうやってリスニングの負担を減らすか。
脳内で英語⇒日本語の変換をしないように
TOEICのリスニング問題をやっていて、なんでこんなに疲れるのかなと思ってたんですが、頭の中で英語⇒日本語への変換を常にしているからじゃないかなと気づきました。
例えばThank youとかI need to~とかの良く聞くフレーズ、自分が慣れたフレーズは日本語と同じようにスッと理解できるわけです。
でもHaven't you slept well last night?とかは、一瞬、というか完全に翻訳モードに頭が移行して解読を始めるんですよね。これが疲れるんですよ。日本語ではこんなことしませんからね。
という仮説を立てまして、やっぱり言語の基本はコミュニケーションでしょ、と思い立ち、英語を実際の会話で使いまくることで、肌で理解できるようになれないだろうか、ということで実験をするために、オンライン英会話に参戦してみたわけです。
結局どうだったか
3か月で1375分のレッスン時間になりました。1回のレッスンが25分なので55回やってみた感じですね。
結果的に、期待していた「英語を肌で理解する」ができたかというと、なんかちょっとできた、ような気がします。
具体的には、オンライン英会話登録前に聞いていたTOEICのリスニング問題やTEDのプレゼン動画が、前よりもすんなり聞き取れるようになっていたのです。
なんでかなー。と思ったんですが、たぶん機能語(function word)と内容語(content word)の聞き分けが少し身についたのでは、と思っています。
機能語というのは、youとかTheとかandとかです。代名詞や接続詞などですね。一方、内容語はappleとかgoとかbeautifulとかです。名詞や動詞、形容詞などですね。
文章の意味を理解するためには、内容語の方がより大きな役割を果たします。
そして英語では機能語はすごく弱く発音されます。内容語は強く発音されます。そのことは以前から知っていたのですが、オンライン英会話を通して、内容語をより集中して聞き取るようになったのでは、と思いました。
つまり、今までは機能語も内容語も同じように、一字一句漏らさず聞き拾おうとしていたのでしょう。
オンライン英会話でのぼくの様子は、もちろん拙い英語で外国人先生とコミュニケーションを取るわけですが、慣れてくると、まぁだいたい伝わったなっていう感じはしていました。
これはオンライン英会話を休会した理由でもあるんですが、単語の羅列でもだいたい伝わってしまうんですね。また実際のコミュニケーションでは、当たり前ですが聞き取れない場合は質問できます。
相手はたいてい、同じことをより簡単な表現にして話してくれます。ぼくはそれを(次こそは聞き漏らすまい)と思ってリスニングに集中します。そうするとだいたい理解できて、会話が成り立つんですよね。
でも面白いことに、レッスンの音声を後から聞いて、文字におこそうとすると、完璧にできないんですよ。前置詞とか代名詞(機能語)が聞き取れてないんですよね。けど内容語を拾えているので意味は理解できて会話は成立してるんです。
オンライン英会話まとめ
最終的には収穫があったので、やってよかったな、という総評になります。単純に外国の人と話すのは楽しいですし、英語に対して気負わなくなりました。
特に、先生と同じタイミングで笑いあえたときの英語で話してる感はめっちゃいいですね!こういう体験の繰り返しが、英語を自分の中に染み込ませていくんだろうなと感じました。
あと、英語には学習者を悩ませる音声変化というものがありますが、それの対応力も上がった気がします。リダクションとかリンキングっていうものですね。
例)
Good night⇒グッナイ リダクション(脱落)
meet you⇒ミーチュー リンキング(連結)
リスニングするときの優先順位をつけられるようになったのかもしれません。あーここは捨てても大丈夫かも、的な。無意識ですが。今まではこの辺りも全部聞きながら変換しようとしてた気がします。
TOEICのスコアアップにも繋がればな、と期待しています。が、最近TOEICがかなり難化したらしく、受験を迷っています。意地悪な問題になっていってるらしい・・・
オンライン英会話を休止した理由とDMM英会話の評価
休止の理由
オンライン英会話を休止した理由は、一旦落ち着いて、再度地道なトレーニングに励もうかなと思ったためです。実際に外国人の先生と会話するのはとても刺激的なのですが、やはり学習内容がパターン化することに気づきました。
最初ぼくは毎日レッスンを受けてたんですが、これだと振り返りの時間がとれないと思って、2日に1回のペースに変えました。DMM英会話では過去のレッスン音声が録音されていて、後で聞きなおすことができます。
これはすごく良い機能だと思うんですが、ひたすらレッスンを受けていると自分でフィードバックを得る時間がとれません。やっぱり成長とフィードバックは切っても切り離せない関係にあると思うので。
もちろん先生に質問をして分からないところを聞くこともできますが、英語でのアドバイスになるので、100%理解できるかというと怪しいです。かといって日本人の先生だと、恐らく英語を肌で理解できるようになるのは難しいのでは、と思います。
なので、外国人の先生でレッスン⇒自分で振り返り、というのが一番身になるのではないかなと感じました。
そう思ったときに、一旦ぼくのオンライン英会話での成長は飽和してて、ある程度の期間をあけて、再スタートするのが良い気がしました。やっぱり文章を即座に作って話すのって難しいんですよね。
いつまでも単語の羅列レベルで会話してるのも成長が無いですし、これがレッスンの繰り返しで向上していく気がしませんでした。なぜならこのレベルの会話でも全然満足できてしまうからです笑
毎度のレッスンで、あー話せたー、よかったー感があり、逆に良くないなと思いました。
DMM英会話の評価
,ぼくはスタンダードプランで毎日レッスンのコース(7,900円/月 初月 5,000)に登録していました。ネイティブプラスのコースだと19,880円です。
ひぇ・・・
とはいえ料金は休止とか退会の理由にはならないかな、と思える良いサービスでした。予約もスムーズにできますし、たまに先生が入ってこなくてキャンセルになるときもありますが、3か月やってて2回でした。
そのときはノーカウントになりますし、直後に新しいレッスンの予約を入れられますしね。
先生もレビュー☆を見て選んでいれば問題無いと思います。ただ、困るのは音声(回線)が不安定なときですね。アフリカ圏の先生でたまにありました、そういう先生はだいたいレビューに書いてあります。
☆が4.9近い先生は全く問題無いと思います。4.8前半辺りから怪しくなってきます。でもその理由の多くは回線の問題な気がしますね。
国別の先生の雰囲気は、フィリピン先生が一番やりやすかったです。同じアジア民だからですかね。アフリカ圏の先生はめちゃ明るいって感じです。セルビアの先生はクールな感じで、発音がネイティブと変わらない気がします。
個人的には、フィリピン先生>アフリカ圏先生>その他先生、という感じです。人数の構成比もこんな感じなのでそりゃそうかもしれませんが笑
教材はたくさんあって、本当の初級レベルからフリートークまであります。ぼくはデイリーニュースを一番多く利用してて、あとは文法で気になるところや、写真を見て表現するレッスンとかやってました。
どのレッスンを選んでも、質問をしたり、どこかしらで話が脱線したりするので、フリートークみたいになります。それが楽しかったですね。最初からフリートークだとぼくはちょっときつかったです笑
あと最近AI先生機能ができたのですが、イマイチでした。。。チャットボットぽいというか、あれならChatGPTを相手にして会話していた方が楽しい気がします。
ご興味がありましたら是非、登録してやってみてください!
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