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1/9 【やっぱり、太陽に当たるのは大切。】

年末年始の連勤を乗り越え、大雪が降る京丹後から愛知へ車を走らせる。日本海側から太平洋側へ、毎回帰省する度に縦断する。これが面白くて、特に冬は下に降りるにつれて景色が変わっていく。どんよりとした、雲が覆い被さる空から、煌々と照りつける陽の光が車に注ぐ。この光を浴びるたびに、帰ってきた〜と毎回思う。

人間らしい生活をする第1歩として、やっぱり太陽に当たること。陽の光を目一杯浴びることは、精神を安定させる点においても非常に重要だ。やはり日本海側の冬は陰鬱で、何日も陽の光を浴びないこともザラにある。気候に文句を言ってもどうにもならないが、人間というのはよく出来ていて、太陽光が不足してくると徐々に気持ちが沈んでいく気がしている。

フィンランドやスウェーデンなどの北欧諸国では、日照時間が短くなる冬季になると、気分が落ち込む、体がだるい、疲れやすいなどの抑うつ状態となる「季節性うつ(SAD)」が古くから問題になっています。
これは冬季うつ病とも呼ばれ、日本でも日照時間が減る梅雨の時期や冬になるとSADになる人がいます。一般的にSADは、脳内で分泌されるセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質の不足で引き起こされるといわれていますが、日照不足により、皮下で十分なビタミンDが作られなくなることも一因と考えられています。

チアーより引用

日照時間が短くなるだけで、これだけの症状が出るのが生き物って感じがして面白い。やはり、昔から言っているけれど、家で過ごすより外に出ろ!は、今後も揺るがないと思うし、まず手始めに行うにはハードルが低いと思う。(これは外に出て運動するとかでなく、ベランダでぼーっとするだけでいい。日焼けとか関係ないっす。)

正直、今の時期は寒いし、長時間外にいるのも億劫だ。家でゴロゴロ温んでいたい。こたつに入って、youtubeを見ながらみかんを食べたい。いや別にこれらが悪いとは言っていないんだけど、やっぱ外に出て陽の光を浴びて新鮮な空気を吸うこと。これは人間のこれまでの進化論から見ても理にかなっていると思うし、曇りや雪が降っていてもルクスの量は蛍光灯よりも多いのが事実。


ニューロスペースより引用


これ面白いのが、窓越しの日光浴より、曇りの日に外に出て浴びることのできる光の量が多いこと。だからみんな口酸っぱくとりあえず外に出ろと言うんだね。

様々な要因でメンタルに異常をきたすし、症状や治り方も人それぞれだからこれといったものを断定することはできない。しかし、人間の身体の構造はそんなにかわらないんじゃないかと思っている。まずはいつも言うように、人間の根本、土台の部分を整地する。これに尽きるんじゃないかと思う。



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