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へたもの

へたもの

ブラシ、となにか

経たものが好きだ。

時が経過したもの。こと。
すぐには簡単に形成できないもの。
時間をかけないと成立しないもの。風景とか。

そういうものをみつけると写真を撮ってしまう。

価値のあるもの、忘れたくないもの、絶滅危惧種を見つけたような気持ちになってしまう。

多くは普段の景色の中に落ちてる。

わたしが好きでよく撮ってしまうのでよくあるのがビルの隙間。

いい隙間。とてもいい。

何気ない普段の暮らしの中で、誰にも気づかれず忘れ去られていつのまにか時を超えて存在している感じがすごく好き。

サビ

風に吹かれてただそこにぽとりと落ちただけなアイスの袋とかがずっとビルの間で時代を超えてるとか。

決して時間は止まってないし、ちゃんと進んでいることもわかってるんだけど、たたずまいだけが遥か昔のままのような。

コンクリートの穴

なんだか歌い継がれているいわゆる名曲を目の当たりにしているような気持ちになってるのかわからんが、そこにすごく価値を感じる。

街の隅っこでサビついてしまったシャッターとか、そういうのにも反応してしまう。

サビ2

骨董品とかそういうのとは違う。
特別価値があるものだから、とかでは全くない。

時を経たこと、そのことだけに価値を感じるというか。

様々な時代の変化にも変えられずに、全てをかいくぐりそこにただただ変わりなく居続けたことに価値を感じているのかもしれん。

あ、だから苔も好きなのか。Moss
時間が経ったことの証明みたいなもの。

古本屋の店先

新しいものももちろん好きだし、いいなあとは思うんだけど、なぜかそういうのを好む。
それを撮ってしまう癖がある。へき。

へたもの、にしかない独特の雰囲気。
へたもの、が持つその感じはいつもストーリーを想像させる。

だから好きなのか。ふにおち。なるへそ。

やっぱりそこに物語りを感じるからなんやな。
作詞家あるあるかもしれん。どうなんでしょうか。作詞家の方。

そういえばなんかそんな風な歌詞の歌作ったな最近。年の初めくらいか。

今回はそいつをアップするので読んでみてください。

さて
明日はいよいよ大阪阪急にてフリーライブです。
ひとりでも多くの方に聴いてもらえたら嬉しいです。
お近くの方は是非聴きにいらしてください。
そして楽曲を作らせてもらった協会のことを知ってもらえたら幸いです。
なにより明日リリースですからね!

3/30配信リリース「あいのて」

松藤量平、あいのて、で検索


広めていただけたらありがたいです。

そしてその他ライブ決まってきております。ホームページを随時チェックくださいませませ。よろしくお願いします。

路地裏のビル壁

新作歌詞以下です。

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