円陣

「あの人が変わってくれたらね・・・」という思いがある方へ

 連投142日目。

 以前、「雑踏はパートナーシップにあふれている」という記事を書きましたが、今日はその雑踏の中で、改めて観察をして発見したことを書きますね。

 大阪駅前の雑踏で、スマホでゲームをしながら歩いてくる人がいたんですね。その人は、こちらが歩いていることに気づいていなくて、わたしの進行方向を横切りる方向に向かって歩いていて、ちょうどぶつかるようなタイミングで歩いてきたんです。

 正直、ムカッとしました。
 「なにをスマホでゲームしながら歩いてんねん!」と。

 そして、ハッとしました。
 「あ・・・自分のことを小さく扱ってるわ」と。

 ん? このエピソードと今回のタイトル、つながってる?と思った人もいるかもしれませんね。ゆっくり観ていきましょう。

相手がこちらの動きに気づいていない。
  ↓
そのことに自分が気づいてるのだから、自分がぶつからない動き(ペースを落とす、進行方向をずらす等)をすればいい。
  ↓
自分の行動を変えずに、相手が行動を変えるべきと思っている
  ↓
自分のやり方を変えずに、思い通りの結果を手に入れようとしている

まず、これって、まるで他力本願でしょう?
ちょっとオーバーな言い方をすると、「お前には、この現実を変えることなんてできない!」と自分にいっているようなもの。わたしが言っている「自分を小さく扱っている」とは、こういうことです。

 1〜2歳の赤ちゃんを見てみてください。
 もう、自分の目に触れるもの、手にとれるものを触ってみては、いろいろ動かしてみるでしょう。音がなったら喜ぶし、こわれたら悲しむ。お母さんを喜ばせるために、「ハイ、どうじょ」とか言いながらものを渡してきて、お母さんが笑顔になったら、そこら中にあるものをどんどん渡してくるでしょう。

「自分が動くと、現実が動く」

 あの赤ん坊の頃は、自分が自分の敵になることなんてなかったでしょう。
 「そんなことやっても意味ないし」とか「どうせ無理無理」なんて概念さえないかのように、とにかくトライし続ける。

 あなたの目の前に、まったく思い通りに動いてくれないパートナーがいるかもしれない。
 あの人さえ変わってくれたら、いろんなことが上手くいくのに…と思っているかもしれない。

 ただ、ひとつ言えることがあるとしたら、「あなたが動き方を変えれば、現実は動きが変わる」ということです。

 同じやり方で、違う結果は手に入らないですからね。

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記事に価値があると認めてもらえることは、何より嬉しいですし、とても力づけられます。いただいたサポートはパートナーシップの価値が大きくなる使い方につなげます。