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老いと記憶力とソースかけご飯

さっき写真だけアップしたのだけど、今日はお友達とランチに行ってきました。ビクトリアではまだ比較的新しいジャパニーズレストランで、私は行くのは初めて。でもダウンタウンの中心にあるし、すぐそばには大きなオフィスビルもあるので、次々にお客さんが入ってきていて結構繁盛しているようす。

お友達とは夏以来に会ったんだけど、久しぶりの友達に会うと、もう自分の記憶力の弱さに毎回愕然とする。「最後に会ったのいつだっけ?」「一緒にコンサート行った時ですよ」「あれって秋頃?」「いや、8月です」というやりとりがあり、パスポートの更新をしに一緒にバンクーバーにある総領事館に行った話になり、彼女のパスポートがこの秋切れるということは、私のパスポートも切れるということ。

「あ、でも私10年パスポートだから大丈夫」「いや、私のも10年」

「え〜!ってことはあれって10年前?!」と愕然とする私。

今日会ったお友達のひろこさんは、ビクトリアで知り合った日本人のお友達のなかでも最も古いお友達で、もう10年も仲良くさせてもらってるんだなあとちょっとしんみりきた。今でも仲良い日本人の友達はいるけど、みんな結婚したり子供が出来たりで忙しく、なかなか昔のように集まって馬鹿話をすることもほとんどなくなってしまったけど、今でもこうして時々ランチできるのが嬉しい。

帰宅してこのことを夫に話す。「パスポート更新しに行ったの10年前なんだよ。もう10年!Where is the time going?」と叫ぶ私に「It gets worse...(これからもっとひどくなるよ)」という9歳年上の夫。こうしていつも二人で老いを憂いております。

ところで先ほどランチの写真をインスタグラムやらnoteやらに載せて、「今日初めてソースをかけたご飯を頼んじゃった」と書いたら結構反応があったので一応説明すると、こちらのジャパニーズレストラン(ジャパレス)では白いご飯に「ソースをかけますか?」と聞かれることが多い。もちろん本格日本の味を提供しているレストランや、お寿司やさんではそういうことはないけども、鉄板焼きやステーキハウス系、あとなんちゃっての日本食を出しているところではよくある。日本人は白いごはんをおかずで食べるけど、カナダやアメリカの人達は白いご飯では物足りないようだ。お醤油をドボドボかける人もいる(これはほんと勘弁して欲しい)。

今日は、一緒にいったひろこさんがソースご飯を頼んでいたので(って人のせいにするわけじゃないけど)私も思わず頼んでしまった。ランチは普通に美味しくてかなり量があってお腹いっぱいになった。混んでいるのも納得だ。

ソースご飯は意外に美味しくてヤバかったw ごま系のソースでした。でも毎回こんなの食べてたら危ない。

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