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理系学部生の就活③

堕落大学生から就活オタク(笑)へと

お世話になっております。人事部の△△です。先日は弊社の選考をお受けいただき、ありがとうございました。今回の選考についてですが、チームで慎重に検討した結果、ご希望に添いかねることとなりました。大変恐縮ですが、どうかご理解頂けるようによろしくお願い致します。弊社に応募いただいた事に改めて御礼を申し上げますと共に、○○様の今後一層のご活躍をお祈り致します。

通称「お祈りメール」。例外なく私もインターンシップのお祈りメールは何通も頂きました。気付いたら映画「何者」で見たような”就活生”と化していた私は、引退したサークル同期と飲むことが唯一の楽しみでした。

「俺全然ダメ、PEETは就活順調なの?」

「いくつか5daysインターン申し込んでるけどお祈りばかり。。。」

夏から5daysのインターンシップに参加してた彼は、私に気遣ってくれたのでしょう(笑)マウントを取られるよりはマシか…

秋風もだんだんと寒くなってきたころ、冬の5daysインターンシップの募集が始まりました。一方で3年後期というと専門科目の深い領域に入って、前期以上に謎、スワヒリ語だろこれは。ESの提出と課題に追われていたら一週間が終わっていました。

インターンの選考も始まると、午前中面接、午後授業、夜アルバイトのハードスケジュールも爆誕。そして、暇さえあれば1dayインターンや座談会に参加。

当時は夏以前のビハインドを取り戻そうと必死でした。まるで地下アイドルのオタクのように毎週どこかしらの(企業の)イベントに足を運んでました。いわゆる”就活オタク(笑)”。

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そしてイベント終わりにスーツ姿で大学の教室入ると、クラスメイトの視線が一斉に自分に集まるのは理系学部あるあるなんですかね。少し嫌でした。

大学生

気が付くと5daysインターンを経験せずに年が明けてました。せいぜい行けても2daysや3daysのインターンでした。下図の星は2,3daysインターンに参加した時期です。

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なぜ2days、3daysのインターンに行けたのか

ここまで書いておきながら、今回の記事に起伏がないのも面白くないので。

5days全滅で2,3daysインターンに行けた理由を教えます。

・面接で落ちたインターン→5days

・グループディスカッションで受かったインターン→2,3days

単純明快。

さすがグループワークを楽しんでただけありました。

振り返ってみれば、手応えがあった個人面接は一度もなかったように思えます。3月に入るまで自己分析を疎かにしていたのが原因でした。

就活中に「就活は企業と自分のマッチング」という話を何度か耳にしたことがあります。

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就活を始めた9月以降、私は企業のイベントにできるだけ参加して、業界職種の知識をインプットできました。一方で、自分自身について、真面目に考えていませんでした。

就活始める前から興味を持っていた業界はあったものの、それが自分に適しているのか自分はその業界の何に惹かれたのか、という本質的な部分まで考えていませんでした。

その結果、面接ではネットに溢れている模範解答のような受け答えしかできず、深堀りされると何も出てこなくなりました。

これに気付いたのは2月下旬に、初めて最終まで進んだ本選考。志望度は高くなかったが人事の人にやや圧迫気味に面接をされて、やっと自己分析の甘さを実感しました。

まとめ

勝負に勝つには相手を知ることも大事なんですが、そもそも自分が相手してもらうのに相応しいかまで考えるのが”就職活動”らしいです。

自己分析は怠らずにいきましょう。

p.s.本当は「自己分析ってのはね…」みたいなこと書くべきなんでしょうけど、語れるほど真面目にやってませんでした。。

次回、「理系学部生の就活」最終章。

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