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人が自分の魅力を最大限発揮しイキイキと暮らせる社会を創ろうと思ったワケ

こんにちは。小林佳奈です。

私は、人生を通して「人が自分の魅力を最大限発揮しイキイキと暮らせる社会を創りたい」と考えています。
今日はなぜ私がそんな風に考えるようになったのか、そのきっかけをお伝えしたいなと思います。

ー社会問題について考え始めた学生時代

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私が自分の将来、未来について1番最初に考え始めたのは高校生の頃でした。京都議定書が発行され、世の中的にCO2削減等環境問題のテーマが大きく取り上げられている時期でした。

その当時に漠然と考えたのが、
「私が子供を産んだとき、私の子供が子供を産んだとき、この地球はどうなってしまうのだろう。」
「今ある自然はなくなってしまうのだろうか。」
「息苦しい社会になってしまうのだろうか。」
「私のように豊かな自然を感じ、豊かな食材を食べ続けられるのだろうか。」
ということでした。
そこから、「人が心地よくイキイキと暮らせる社会を創りたい」と考え、大学進学では環境問題をテーマに勉強できる学部を選び、進学をしました。

ー環境問題を解決する仕事を志す

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私が大学に進学し、学びながら考えていたことは、環境問題を解決しようとした場合、BtoCではなくBtoB、その中でもインフラに近い業界から影響を与えていくことが効果的であるのではないかということでした。
なぜなら個人消費は個人の好き・嫌いによって判断され個人の好みに依存するが、電力会社等が火力ではなく自然エネルギーを選択するようになれば、個人の好みに依存せず世の中全体に浸透すると考えたからです。

そのような想いを持って、新卒での就職先はエネルギー、インフラ系の企業を選びました。入社後は、自分が関わりたい新エネルギー関連の仕事ができるよう、まずは与えられた目の前の仕事にがむしゃらに取り組み、自分から仕事を進んで取りに行きました。
そのおかげで、念願だった仕事にも携われるようになりました。

ただ、同時に仕事をしながら感じたことは、ビジネスとして成立しなければ結局は世の中全体には浸透していかないということでした。補助金ありきでビジネスをしていると、補助金が止まった瞬間にビジネスが滞り始めます。つまり、ビジネスとして成立しないと、どれだけいい取り組みや製品であったとしても、世の中全体へ浸透しないということでした。

またラッキーなことに、私は入社後すぐは、会社の稼ぎ頭の部署に配属していただき、その後、新規事業部署に異動となりました。
お金になりづらいビジネスに参入するには、お金を生み出すビジネスを同時に所有している必要がある。ということを肌で感じました。
経営をしていく上では当たり前のことですが、ただ志のままにやりたいことをやれば自分のビジョンが達成できるわけではない。ということを20代前半で体感できたことは貴重な財産だなと思います。

ー仕事にやりがいさえあれば幸せ?自分の人生に向き合う転機

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入社して仕事に夢中になって頑張っていたのはよいのですが、仕事を始めてから私は肌が荒れ痩せる一方。
それでも、「仕事は楽しい」と思っていましたし、認めてもらうために頑張らなきゃ!と意気込みながら日々過ごしていました。
しかし、社会人2年目の夏に、私は身体を壊し1週間の緊急入院を経験しました。

今まで一度も大きな病気をしたことがなかった私にとってはかなり衝撃的な出来事でした。
入院中、
「私は何のために仕事をするのか?」
「どのような人生にしていきたいのか?」
「今のままで本当に幸せと言えるのだろうか?」
ということを改めて考えるようになりました。

身体を壊すまで努力して、今の会社で手に入れるものは何なのだろうか?と、数千万円単位の商談を任せていただき、やりたい仕事もやらせてもらっているはずなのに、当時の現状に何かモヤモヤする自分がいました。

ー会社のための人生ではなく、自分のための人生を生きようと決めた出会い

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退院してちょうど2週間後くらいのタイミングで出会った、ある経営者の方にお会いしたことが私の転機になりました。
私はその方から、「仕事だけでなく自分の人生としてどうなっていきたいのかを描くこと」「仕事は自分の人生の目標達成のための手段であるということ」を教えていただきました。

その言葉をいただいて内省したときに、いつの間にか自分の志のためではなく、会社の目標達成、会社で上手くキャリアを積むため、怒られないための仕事の頑張り方になっていたからなのではないか。
自分の人生のはずなのに、いつの間にか会社のための人生になっているということに気づかされました。

その中で思ったことが、「人がイキイキと暮らす」ためには、自然環境の問題だけでなく、そこに生きる人の心の在り方も重要であるということです。

人はどういうときにイキイキとできるのか?と自分の人生を振返って思ったのは、「自分の在りたい姿・目標が明確で、今やっている努力がその目標達成に直結していると感じられるとき」であるということです。

まわりの友人たちを見ていても、自分の目標をいつの間にか見失い、知らないうちに他人の目標達成にすり替わってしまっている人が実は多いのではないか、と考えるようになりました。

そんなことから、私は「人が自分の魅力を最大限発揮しイキイキと暮らせる社会を創る」ことを人生のミッションとして再出発したのです。

つづく。

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