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「漢字の書き順って必要?」と子供に聞かれた時の答え方編

先日、小学校の先生が遊びに来た時に

クラスであった生徒の質問のことを話してきました。

それは

「どうして漢字の書き順を覚えなくてはいけないの、先生?」

っと生徒が話してきたこと


そして「書き順は必要ない」っとどこかの偉い教授がT Vで話していたのを観たようなんです。


僕的に答えれば

書き順は知っていた方がいい!


その書き順は「書」からきていると思うんです。


昔の日本も寺子屋などあり

そのころは子供たちも墨を擦って筆で書いていました。


「筆の通り道」があり

太く力を入れるところ

そして力を抜くところ

そしてその次の場所へ行くところ

そこでも線が細く描かれていたり

描かれていなくてもその道が見えたり


それが美しかったりもするんです


そして書き順はそれが最も書きやすく、そして美しく見える順序であると思います。


ですから生徒たちに書道の時間にでも


好きなように書いた文字と

書き順がある文字を比べてみたらいいと思います。

今は鉛筆、そしてペンなどあり

それを使っていると書き順の意味などわからなくなると思います。


でも知っていたらいいことだし

知っていて使わないのはありだし


漢字の書き順を知らないで人生を生きることもありだけども

もしかしたら恥をかくこともあるかもしれない


書き順を知っていたら海外で漢字を教える機会があるときに役立つかもしれない

そして大人になってから書き順を覚えらるのか?っというと

キツイでしょう。。。


それは大人である先生が大人である以上。。

子供の時の何も考えないときに

それをやっていたことの意味でもあると思います。


海外からお客さんが来ると

書をやってみたい人もいるので教えてあげたりもします

「LOVE」ってどう書くの?

「愛」だね

っと上から書いていくけども

書き順を知らなければ

下から書いていくかもしれない。。

でも結果「愛」になればいいかもしれないけども


これを書いていて思ったけども

これが和の「道」なんだと思いました。。


「愛」という文字の結果だけをみたら

どんな書き順でも人は同じ字に見えるかもしれないけども


その書き順を見ていたのならば

きっとその書き順を知っている人が書いている姿の方が美しいはずです


その工程が「道」だったりするのかもしれませんね


弓道なども「道」がありますが

どこに弓が当たったのか。。?
その結果だけを見るとどんな打ち方だっていいと思います。

逆立ちしたって、椅子に座ったままだって、
床に寝っ転がっても。。

でもその弓を準備する前から
弓を射るまで、そして射った後も、去るまで
全て「道」になっているのだと思います

茶道もそうです

抹茶だけを「はい!」って出されるのと
その抹茶を点てるまで見るのとは違います


やっぱり「和」はすごいですね。。


今日も良い1日を!




全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。