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半身動かない女性が日本中を旅する「いろんなことを学んだ編」

先日訪れた女性を迎えに行った時に衝撃が走った。。

なんと足を引きずっている。。

「旅行中に怪我でもしたのかな?」

彼女曰く、13歳の時に脳出血で倒れてそれから右側が動かなくなった。。

つまり右腕、右足が動かない。。


嘘だろう。。


それで2週間日本中を旅してきたのか?

東京、大阪、京都、滋賀、福井、石川、白川郷、長野。。

凄まじい日程のスケジュール。


待ち合わせ場所に2時間前に到着したようだ。
でも今思えば早めに到着するようにしていたことだろう。

バックパック、荷物を持っているけども決して
「手伝って!」とは言わない。。

僕の知人で「ちょっと運ぶの手伝ってよ!」という人と大違いだ。
もちろん、僕はそういうのは手伝わないので見ているだけだけども、今回だけは違った。。

早速彼女のバックパックを持って歩く。

日本に来ることは長年の夢だったそうだ。。
月給10万円で3年間お金を貯めて1ヶ月の旅行に来た。

「私の夢の国に来れたし、この旅が終わったらもういつ死んでもいい」

こんな人は初めてだった。。

そしてさらに驚いたのは今まできたどのゲストよりも綺麗にお部屋を使っていた。布団も毎日きちんとたたみ、お風呂場も全てが綺麗であった。靴の脱ぎ方までも綺麗だった。きちんと整えてある。

今思うとどのように靴を抜いていたのか見ていなかった。。

片手しか使えない、そして片足も使えない。。

それでも泳ぐのが好きなのでよく泳ぐという。
病気になる前から泳いでいてナショナルチームに入るくらい水泳は得意だったと話す。今の状態でも全然泳げるという。。

とにかく彼女とよく話、よく笑った。

そんな夢の国日本へ来てくれたのだから


日本に興味を持ったのは子供の頃みた「名探偵コナン」だという。

ジブリも好きで全部観たそうだ。。


私たちが知らないくらい、日本の政治家が理解できないくらい外国にアニメや漫画が影響を与えている。。


もし半身不随になったら世界を旅できるだろうか。。

それでも子供の頃に楽しませてくれた日本のアニメ!
そんな国にいつか絶対に行きたいって思ったことでしょう。。

病気で倒れた時、入院生活の時も助けてくれた、楽しませてくれた日本のアニメたち。。

僕たちが知らない間で世界中でものすごい影響を与えている


僕からのおすすめで彼女はそれから日光へ向かった


日光からの写真が届いた。。


「素敵なところをお勧めしてくれてありがとう!
大阪より全然日光の方がいいわ!!」



彼女との出会いに感謝します!


それでは今日も良い1日を!







全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。