見出し画像

女一人旅 世界遺産・国宝 姫路城を訪れ【番外編】


  前回記事

(記事は、4月17日に、note公式マガジンに
 追加されました。ありがとうございます)


のタイトルに「ドーミーイン泊」と書いたが、投稿してからドーミーインの事を全く書いてないのに気が付いた。

今回のエッセイは、ドーミーイン以外にも、姫路一人旅のあんなことやこんなこと…思いつくま番外編として書こうと思う。



4月11日〜12日の姫路地方は良い天気。特に12日は25度位、半袖の人もいるような陽気なので、日焼け対策が肝心。日焼けをしないのは美容のためでもあるが、わたしは光線過敏症なのである。不用心に紫外線に当たると、痒いブツブツがでてくる。

顔に日焼け止めを塗るのはもちろんのこと、夏でも長袖長ズボン、手袋、マスク、日傘(日傘をさせない場所では大きな帽子)が欠かせない。


このように対策して出掛けたが、スマホ操作するために手袋を外す場面もあり、手の甲には水疱のあるブツブツが出た。やれやれ。

 

折り畳みの日傘を新調。猫ちゃん柄


まずは新幹線のぞみ 8時48分東京発。

わたしの席は二人がけの通路側だった。新横浜から隣に乗り込んできた30代くらいの女性。朝ごはんかな?食べ始めた。プシュ〜、缶ビール開ける音。一気に旅気分が上がる。
(心の中でいいね♪する)

通路を隔てた席、パンツスーツの女性は お仕事。ずっとPCのキーボードをカチカチ(ご苦労様)。少しすると、左後方からイビキが聞こえてきた。ちょっと小太りのサラリーマン氏。
(お疲れ様です)
 

後ろでは、おしゃべりに夢中のおばさま達。大きな声で盛り上がってて、ちょっとうるさいなと感じたけど、修学旅行気分なのねと思いなおすことにする。
(でも、ああはなりたくない)



名古屋で隣の女性が降り、外国人男性が乗り込んできた。年は息子達と同じくらいだろうか。あごひげをはやしてる。この方もテーブルをおろし、食事。

目線だけでチラリと見ると、カツサンド4切れ入りとメロンパン、アイスコーヒーだ。シートを倒さず、大きな体で窮屈そうに食べていた。(日本を楽しんでます?と、心の中で聞く)


新幹線のなかの人物ウォッチも楽しい。
11時45分、姫路駅到着。


昼ごはんは、新幹線改札出てすぐ
カレーえきそば を食べた

昼食後、13時チェックインにしておいたドーミーインへ。アメトークでも芸人さん達が絶賛してたビジネスホテル。使ったことがある方もおられよう。このドーミーインに泊まることも今回の旅の楽しみだった。

ビジネスホテルなのに大浴場とサウナがあり、
その土地ならではの名物料理が朝食バイキングに出る。姫路では、穴子めし、スジ肉入りカレー、アーモンドバターパンなどなど


湯上がり処の、無料アイス(朝風呂時間帯は乳酸菌飲料サービス)、夜の無料 夜泣きソバ(食べなかったけど)などが嬉しい。

ラグジュアリーな都会のシティホテルにはない普段着感覚の良さがこのドーミーインにはある。


朝風呂時間帯のサービス

 
二日目、もう遠くへ行く予定はないので、また姫路城方面へ。お目当ては、城入り口の少し右手奥にある姫路市立動物園と遊園地。


こじんまりとした動物園では、フラミンゴがお出迎え。あとは猿やキツネやタヌキ、ラクダも居た。ラクダは時々大きな声を出す。びっくりしつつVIVANTを思い出す。うーむ、これに乗るのは大変そう。他には羊や鳥類、そうそうレッサーパンダもいた。(可愛い)



動物園に来たのなど いつぶりだろうか。 
見てると和む。


羊、以外と大きい

 

さらに進むと、遊園地。
これがもう、昭和レトロ。乗り物は動いてないようだけど、お客さんが来ると係員(おじいさん、おばあさん)が操作してくれるシステムみたいだ。 

未就園児くらいの男の子が電車に乗った。
「出発進行〜」微笑ましい。このくらいの子ならば、先程の動物園やこれらの乗り物で十分である。ディズニーとか行かなくとも。


わたしは、観覧車に乗ろうと思ってた。その観覧車は低いのだけど、なんとゴンドラの上半分がないというスリリングな乗り物だ。一番高いところから見る姫路城の眺めがおススメだというが、やはり動いてなかった。残念。

 
大人はお城、ちびっ子は動物園と遊園地。よく出来てる。姫路城が世界文化遺産に登録され周囲一体が保全対象になり、これらは、かなり古いものだけど残されているようだ。


ここからも城がよく見える。電車に乗る幼児


時間がまだあるので、その先にあるレンガ作りの市立美術館をのぞく。常設展だという、マティスの展示があった。油絵、よくわからないのだけど、じっくり解説も読んで眺める。
たまには、美的感性と観察力を養わねば。


姫路城周辺は、ほかにも神社や歴史博物館に広場があったりと、どこも桜が一杯で花見気分を味わえた。日傘をさしながらゆっくり歩く。
心の贅沢である。



姫路城周辺を後にし、駅前の商業ビルに入って休憩。エスカレーターで上がろうとすると、みな右側に立っている。それって本当なんだ。
わたしも真似して右に立つと左から男の人が抜いていった。不思議な感じ。
 

駅に戻り、この旅行を快諾してくれた夫へのお土産に日本酒と、つまみになりそうなものを選ぶ。さらにホームでお弁当を買い、車内でゆっくり食べた。美味しい。  

食べ終わると気持ちよく目をつむり、二日間の旅を思い出す。楽しい時間はいつも あっという間だ。


今回も満足感のある お気楽な女一人旅だった。さあ、次はどこへ行こう。



4月22日 note公式マガジンに追加されました

ありがとうございます

この記事が参加している募集

泊まってよかった宿

旅の準備

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?