エモい夏　日記

今日はやらなければいけないことがたんまりあった。

・自転車を道に放置してしまい、保管所送りになってしまったので迎えに行く
・仕事用の服をしまむらへ買いに行く
・鶏肉を買いにいく
・図書館に借りた本を返しに行く

ざっとこんな感じ。なのに私が動きはじめたのは、15時過ぎ。

めちゃくちゃ蚊に刺されたな。押入れ片付けたいな。もうちょい上手に使いたいな。

暑すぎて、外に出たくなくて、こんな現実逃避をしていた。

だらだらとし過ぎてしまった。

ベットに張ってしまった根っこをひっこ抜き、なんとか自転車を迎えに行き、本を返し、汗だくになりながら、しまむらにむかっていた。

すると、自転車に乗っている、同じく汗だくの高校生ぐらいの男の子が向かいから走ってきた。

爆音で音楽を流しながら。

「離さなーい」

このフレーズしか聞こえなかったが、私はなんの曲かすぐにわかった。

あいみょんの「マリーゴールド」だ。

何度も聞いたことがあるのですぐにピンときた。

日差しが痛いぐらいのこの時間に汗だくになりながら自転車を漕ぎながら、あいみょんのマリーゴールドを聞いているのは完全にエモい。

エモい

さすがに20歳を超えているので、高校生が使う言葉とわきまえていたので使ったことはなかった。

これがエモいってことなんだと人生で初めて感じた出来事だった。

青春の一コマを見た気がした。